ハリーリーの『マカーマート』に描かれたバスラの公立図書館(dār al-quṭb)の挿絵(1237年画)。作中での公立図書館で催された文学サロン・詩吟会の情景。13世紀当時のイスラーム世界の図書館の形態を良く伝えているが、各々の書棚には装丁された書物が何冊か積み重ねられて配架されていた様子が分かる。『マカーマート』第2話「フルワーンのマカーマ」より[1] 知恵の館(ちえのやかた)は、830年、アッバース朝の第7代カリフ・マアムーンがバグダードに設立した図書館であり[2]、天文台も併設されていたと言われている。 サーサーン朝の宮廷図書館のシステムを引き継いだもので、諸文明の翻訳の場となった[3]。「知恵の館(バイト・アル=ヒクマ)」は「図書館」を指すサーサーン朝の呼び名の翻訳だと言う。 アラビア語名称[編集] アラビア語表記 بَيْتُ الْحِكْمَةِ 主なラテン文字転写 Bayt
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