福島の警戒区域、定住者は7人に 4人退去 救急搬送の女性も (02/09 10:07) 東京電力福島第1原発事故で、福島県9市町村にかかる警戒区域(対象約7万8千人)にとどまっていることが1月中旬に判明した6戸11人の住民のうち、4人が体調不良や「身内の不幸」を理由に区域外に出て5戸7人になったことが9日、市町村などへの取材で分かった。7人は50~90代の男女。 居住が確認されている自治体は田村市、富岡町、楢葉町、川内村の4市町村と変わらないが、田村市の1戸4人、川内村の2戸2人がそれぞれ1人になった。 川内村の警戒区域から出たのは、避難指示を拒んで1人暮らしを続けていた80代の女性。1月下旬に体調異変で救急隊が郡山市の病院に搬送した。 < 前の記事 | 次の記事 >