G7広島サミットのワーキングランチ冒頭であいさつする岸田文雄首相(右端)。右手前から時計回りに、米国のバイデン大統領、ドイツのショルツ首相、英国のスナク首相、EUのフォンデアライエン欧州委員長、ミシェル大統領、イタリアのメローニ首相、カナダのトルドー首相、フランスのマクロン大統領=19日午後1時46分、広島市南区のグランドプリンスホテル広島(鴨川一也撮影) 先進7カ国(G7)首脳は20日、広島市で開かれている首脳会議(G7広島サミット)の成果をまとめた首脳声明を発表した。中国が海洋進出を強める東・南シナ海情勢に深刻な懸念を示し、力や威圧によるいかなる一方的な現状変更の試みに強く反対すると表明した。ウクライナ侵略を続けるロシアを「可能な限り最も強い言葉で非難」し、不法な侵略が続く限り、ウクライナを支援することも明記した。 G7は声明で、中国に懸念を直接伝え、建設的かつ安定的な関係を構築する用