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ブックマーク / www.designstoriesinc.com (30)

  • 家庭フレンチの定番を「うふふのウフ・ココット」

    PANORAMA STORIES 家庭フレンチの定番を「うふふのウフ・ココット」 Posted on 2023/11/16 Design Stories 赤、青、白、トリコロールカラーのル・クルーゼのミニココット。キッチンの飾りにしておくのも良いけれど、それだけじゃあ勿体ない! このかわいいココットたちにぴったりなお料理があるのです。それは、「ウフ・ココット」。ウフ(卵)料理です。 朝にもぴったりですが、フランスでは前菜として出てくることの多い料理。私は、日で言う「茶碗蒸し」のような存在だと思っています。ちょっと一品足りない時に、とっても簡単で、見栄えのする卓の救世主なのです。 中に入っているのは、にんにくとエシャロットのみじん切り、マッシュルームを炒め、生クリームでコクを加えたもの。それをココットの底に敷き、生卵をのせ、チーズを散らすだけ。水を張ったオーブン皿にココットを並べ、オー

    家庭フレンチの定番を「うふふのウフ・ココット」
    mayumiura
    mayumiura 2021/11/19
    うわーい、やってみよう♪ “水を張ったオーブン皿にココットを並べ、オーブンで蒸し焼きにします。200度のオーブンで12分くらい焼くと、白身は固まり、黄身はトロトロ。”
  • 父ちゃんの料理教室「息子から昔習ったおやつのクロックムッシュもどき。お子さんたちにどうぞ」

    JINSEI STORIES 父ちゃんの料理教室「息子から昔習ったおやつのクロックムッシュもどき。お子さんたちにどうぞ」 Posted on 2024/03/06 某月某日、世の中、春休みなんですかねー。 うちの大学も今、学生さんたちはのんびりしているようです。 さて、 そんな春休み、時間をもてあましたお子さんに、パンをつかった超簡単「なんちゃってクロックムッシュ」など、いかがでしょう? クロックムッシュとは言えませんが、でも、雰囲気はあります。 もうずいぶんと昔のことですけれど、うちの息子が「パパ、おなかすいたでしょ」と言い出して、ちゃちゃっと作ってくれたのが、このなんちゃって、クロックムッシュなのです。 「え、クロックムッシュ?」 「まあね、簡単なおやつかな」 それが、料理好きなフランス人の子供たちのあいだで、流行っているのだそうで。たぶん、フランス人ユーチューバーが広めたのだと思い

    父ちゃんの料理教室「息子から昔習ったおやつのクロックムッシュもどき。お子さんたちにどうぞ」
    mayumiura
    mayumiura 2021/02/01
    美味しそう!パンを綿棒で伸ばすという発想はなかった〜
  • 速報・パリ最新情報「フランス政府、噂されていた三度目のロックダウンを断念した、裏事情」

    欧州最新情報 速報・パリ最新情報「フランス政府、噂されていた三度目のロックダウンを断念した、裏事情」 Posted on 2021/01/30 Design Stories 週明けにも3回目のロックダウン突入か、と言われていたフランス。 現在、フランスでは英国型変異株が急拡大しており、夜間外出禁止令だけではこの拡大を抑えきれない、というのが専門家を含め、政府の見解であり、このロックダウンは誰もが「避けられないもの」だと思っていた。 しかし、ほとんどすべてのメディアの予測を裏切り、今夜、カステックス首相は「フランスはロックダウンを選択しない」と発表した。 ちなみに、フランス国内で英国変異株感染者の数は、1月の初めに1日500件ほどだったのに対し、現在は1日に2000件、1日の感染者の約10%が英国変異株という計算になっている。 ICUの患者数も新たに3000人を超えてしまい、このままではまた

    速報・パリ最新情報「フランス政府、噂されていた三度目のロックダウンを断念した、裏事情」
    mayumiura
    mayumiura 2021/01/30
    “1月10日以降、Twitter上で、ハッシュタグ「 #JeNeMeConfineraiPas 」(私はロックダウンしません)が、拡大している。”
  • パリ最新情報「今、フランスを揺るがすロックダウンより難しいこと」 | Design Stories

    PANORAMA STORIES パリ最新情報「今、フランスを揺るがすロックダウンより難しいこと」 Posted on 2020/04/27 Design Stories ロックダウン解除が行われる5月11日まであと2週間。今、フランスでは”その後”の生活について毎日議論が繰り広げられています。明日、4月28日にフィリップ首相が具体的なプランを国会に提出し、その日のうちに投票を行うということになっていましたが、「こんな大事な決定は1、2時間で判断できるものではない」という各議員からの不満がニュースで取り上げられていました。とはいえ、おそらく、ここ数日で私たちは5月11日以降の新しい「決まりごと」を知ることになります。中でも、国民の一番の関心事は学校再開。政府はリモート教育環境の整っていない子供や、十分に事がとれていない子供、家庭内暴力が増えているという現実を考慮し、最大限の注意をした上で

    パリ最新情報「今、フランスを揺るがすロックダウンより難しいこと」 | Design Stories
    mayumiura
    mayumiura 2020/04/28
    まさに、行くもこわいし、戻るもこわい。“いつか、普段の生活に戻さなければならないし、その日は来るのです。ロックダウンをすることも大変でしたが、それ以上にロックダウン解除は難しくなりそうです。”
  • 滞仏日記「哲学者が語った、コロナとの驚くべき向き合い方」

    JINSEI STORIES 滞仏日記「哲学者が語った、コロナとの驚くべき向き合い方」 Posted on 2020/04/11 辻 仁成 作家 パリ 某月某日、どこの町にも仙人みたいな浮世離れした人がいる。我が町にも、いつも葉巻をくわえ、よれよれの革ジャンを着て、プロレスラーみたいな体躯、ギャングみたいな風貌、スキンヘッドで、不敵な笑いを浮かべ、近寄りがたい男がいた。ある日、たまたまカフェで隣同士になり、よく通りですれ違う顔見知りだったので、話しかけたら、南アの大学の先生だった。しかも哲学の博士である。人は見かけによらないというけれど、確かに、その典型的なパターンかもしれない。 夕ご飯を済ませ、仕事場の窓際から月を見上げていたら、よー、エクリヴァン(作家)、と声がしたので下を見下ろすと、アドリアンだった。きっと、外出証明書など持たずにうろうろしているのに違いない。葉巻をふかし、いつもの不

    滞仏日記「哲学者が語った、コロナとの驚くべき向き合い方」
    mayumiura
    mayumiura 2020/04/16
    “彼も苦しんでいるんだな、と思った。”
  • 滞仏日記「もしも東京がロックダウンされたなら。(加筆、再配信版)」

    JINSEI STORIES 滞仏日記「もしも東京がロックダウンされたなら。(加筆、再配信版)」 Posted on 2020/03/24 辻 仁成 作家 パリ ※3月28日に加筆訂正をした改訂版です。 某月某日、日記でも書いてきたけど、やっぱりアメリカでオーバーシュートが起こってる。10万人を超える感染者はもはや尋常ではない。ロンドンもロックダウン(外出制限)が発令され、驚くべきことに、ジョンソン首相までが感染者に名を連ねることになった。欧州はこれでほとんどの主要都市が封鎖、もしくは何らかの制限を発令していることになる。東京都はこの週末、外出自粛要請が出ているが、結構あちこちに人が出ているというニュースを先ほど見て、驚いている。なかなか実感がわかないかもしれないが、感染が拡大しているのは間違いなく、今は自宅から出るべきではない。 実は、フランスでもロックダウンが決定して発令されるまでに時

    滞仏日記「もしも東京がロックダウンされたなら。(加筆、再配信版)」
    mayumiura
    mayumiura 2020/03/24
  • ペスト大流行時代と現代の驚くべき類似点!

    PANORAMA STORIES ペスト大流行時代と現代の驚くべき類似点! Posted on 2020/03/21 Design Stories 3月17日正午から、外出制限令が出され、国が閉鎖状態となったフランス。マクロン大統領がテレビで「フランスはウイルスとの戦争状態にある」と繰り返し、それまでどこか「大丈夫」という雰囲気だった街の空気は一変した。市民の大半は外出制限を守り、外出している人はマスクをつけ、手に使い捨ての手袋をして歩いていたりする。道に使い捨ての手袋が捨てられているなんて、今までに見たことのない光景だった(ポイ捨て癖は相変わらず治らない)。薬局やスーパーからは消毒アルコールジェルや使い捨て手袋、目や鼻を掃除するセラムやうがい液まで、洗浄系の商品はごっそり売り切れている。昨日まで家の中でもを脱がない生活をしていた人々が、今はを玄関で消毒し、ドアノブをはじめ、家中を殺菌

    ペスト大流行時代と現代の驚くべき類似点!
    mayumiura
    mayumiura 2020/03/22
    “自己増殖できないウイルスは生きる(複製させる)ための新しい細胞を探している。ワクチンや治療薬が存在しないならば、それをやっつける唯一の方法は、ウイルスに細胞を与えないこと、人と人が触れ合わないこと”
  • 滞仏日記「もしぼくがタバコが吸えたなら」

    某月某日、朝、五時に誰かがドアをノックした。父さんの夢を見ていた。車の後部座席に座っていた父さん、ぼくは運転をしていたのだけど、誰かがドアをノックしたので、目が覚め、同時に父さんは消えて、パパ、時間だよ、と息子が言った。 「わかった。今、起きた」 へんな日語だった。寝室のドアを開けたら、すでに準備万端、息子が立っていた。今日、息子は前々から決めていた通り、ナントまで日帰りで行って帰ってくる。朝があまりに早いのでぼくがモンパルナス駅まで送ることになっていた。でも、二人はもう恋人ではないようなので、ナント行きはキャンセルになったと思っていた。詳しいことを聞けるわけもなく、青春とはそういうものだと思って、ほったらかしにしていたのだけど、前日、 「明日、駅まで送ってね」 と息子は言った。 「サンドでも持っていくか? TGV(仏版新幹線)の中でべたらいいよ」 「ありがと。持っていく」 ぼくがサン

    滞仏日記「もしぼくがタバコが吸えたなら」
    mayumiura
    mayumiura 2020/02/13
    ふふ。うちでも意図的に日英切り替えることあるなー。“こういう言い回し、とってもフランスっぽいんだよね。否定の否定、ああ、めんどくさい。笑。でも、テレカクシにはちょうどいい。”
  • 滞仏日記「フランス人はゴーンさんをこう見ている」

    JINSEI STORIES 滞仏日記「フランス人はゴーンさんをこう見ている」 Posted on 2020/01/06 辻 仁成 作家 パリ 今日はイランとアメリカの緊迫した状況が気になり家でずっとテレビを見ていた。するとカルロス・ゴーンさんについての特集番組があった。その中に「風を読む(風の中)」という辛口批評人気番組があり、それがかなり的を得ていて面白かった。その説明の前に、まず、ネット新聞各紙のコメント欄の、一般のフランス人の反応をご紹介しよう。とくに今回のような歴史的ストライキをやっている労働者たちは当然、大金持ちのゴーンさんを敵視しているし、けっこう罵っている。ゴーンさんを肯定的に捉えているフランス人はほとんどいなかったし、代表的な意見としては、特権階級の一部の人間の悪いモデルで許せるものではない、というものだった。で、この「風を読む」でも、周囲の反対を押し切って(丸め込んで)

    滞仏日記「フランス人はゴーンさんをこう見ている」
    mayumiura
    mayumiura 2020/01/06
    オペラ解釈でも、日本人の自分に知らず巣食っているこの「恥」意識に邪魔されることがある。“サムライの国だから、恥は死ぬことと思っているようだが、恥などなんとも思っていない経営者も多い、と。”
  • 滞仏日記「スーパージェントルマン、宮本亞門について」

    JINSEI STORIES 滞仏日記「スーパージェントルマン、宮亞門について」 Posted on 2019/10/17 辻 仁成 作家 パリ 某月某日、パリに戻る準備をしながら、残されたわずかな時間を利用して、月末に出る母の半自伝エッセイ集「84歳の母さんがぼくに教えてくれた大事なこと」の取材をいくつか受けたりしている。会う人会う人に「オーチャードホール、残念でしたね」と聞かれるので、ちょっとうんざり気味だ。残念だけど、もう気持ちは5月に向かっているので、いつまでも残念がってられないし。振り替えになった5月24日のライブをさらによくするためのことしか今はもう考えたくない。 夕方、友人の宮亞門氏がコンセプターのきょんさんを連れて、夕飯をべに宿までやって来てくれた。この二人はぼくが日に滞在しているとおよそ一度は必ず会う仲間。だいたいはぼくが宿で料理を振る舞うのだが、今日も冷蔵庫と相

    滞仏日記「スーパージェントルマン、宮本亞門について」
    mayumiura
    mayumiura 2019/10/18
  • 滞仏日記「人生は、今だ、今やらないでいつやる」

    JINSEI STORIES 滞仏日記「人生は、今だ、今やらないでいつやる」 Posted on 2019/08/14 辻 仁成 作家 パリ 某月某日、オーチャードホールが近づいてきた。二か月を切ったので、毎日、身体を鍛えている。で、友達に勧められて、ナイキのアプリ「NIKE RUN CLUB(NRC)」を携帯にDLした。家を出る時にアプリのスタートボタンを押すと、走った後、走行距離と平均速度などが出る。走ったコースの地図もでる。しかし、それだけじゃない、もっと凄いのは怠けて走らなくなると、説教もしてくれる点だ。 「一番難しいのは走り出すことだ。言い訳を乗り越えろ! 強い自分を信じよう。さあ、準備をして、今だ、今すぐ走るんだ」 今日は休もうかな、と思っているタイミングで携帯にメッセージが届く。アプリごときに尻を叩かれるのは癪に障るじゃないか。悔しいから僕は走る。でも、NRCのおかげで僕の身

    滞仏日記「人生は、今だ、今やらないでいつやる」
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    mayumiura 2019/08/16
    “人間は失敗したことに後悔するんじゃない。ベストを尽くさなかった自分に後悔をするだけだ。だから今を頑張らなければならない」”
  • 滞仏日記「息子の恋人の親御さんと話す時の心得」

    JINSEI STORIES 滞仏日記「息子の恋人の親御さんと話す時の心得」 Posted on 2019/08/09 辻 仁成 作家 パリ 某月某日、野暮な父親にはなりたくないので、出来るだけ、恋する二人の邪魔をしないよう僕は宿にこもり仕事に専念することになる。この日、息子の彼女は朝の9時に息子を迎えにやって来た。彼女が暮らす村はここから車で30分ほど離れた大西洋側に面している。バスとトラムを乗り継いでやってきたのだ。今日は一人でやって来た。 「何時に帰ってくる?」 「わからない。でも、エルザは夕方の18時には家に帰られないとならない。で、パパは何してる?」 「パパはずっとここで仕事しているよ。たまに散歩に出るかな」 「OK、じゃあ、連絡する」 「昼はどうするの?」 「適当にべる」 僕は財布から20ユーロ札を取り出し、カンパ、と言って渡した。20ユーロでべられるものはファーストフード

    滞仏日記「息子の恋人の親御さんと話す時の心得」
    mayumiura
    mayumiura 2019/08/10
    うわああ。パリジャンの息子さんは、うちのボストニアンの息子より大胆だなあ。それとも、父ちゃんだからいいのかしら。母ちゃんは誘ってもらえなさそうだもんなあ。(ひとりごと)
  • 滞仏日記「日本で蕎麦を爆買いする理由」

    JINSEI STORIES 滞仏日記「日で蕎麦を爆買いする理由」 Posted on 2019/08/01 辻 仁成 作家 パリ 某月某日、明日、パリに戻るので、お土産というよりも自分でべるための日材を買うためにスーパーを回った。日入りする前から、これとこれだけは買っておこうというものは決めてある。米、みそ、めんつゆ、柚子胡椒、高野豆腐(最近フランスでも健康として大注目)、切り干し大根、干しシイタケ、などだ。フランスでも買おうと思えば買えるものばかりだけど、二倍から三倍も高いので、なんとなくフランスでは買いたくない。そういえば、日に入っているフランスのものも(輸入税の関係で)だいたい二倍から三倍はするのだけど、シャンパンだけはだいたいどこもフランスと同じ金額なのはどういう企業努力というのか業界努力のたまものであろう。シャンパンだけはフランスと日は金額が同じなのである。フ

    滞仏日記「日本で蕎麦を爆買いする理由」
    mayumiura
    mayumiura 2019/08/02
    ですよね〜。“日本入りする前から、これとこれだけは買っておこうというものは決めてある。米、みそ、めんつゆ、柚子胡椒、高野豆腐(最近フランスでも健康食として大注目)、切り干し大根、干しシイタケ、などだ。
  • 滞仏日記「世界を変えたいと思う人の間違い」

    mayumiura
    mayumiura 2019/07/06
  • 熱血父ちゃん日記「母さんが僕と息子に教えてくれたこと」

    JINSEI STORIES 熱血父ちゃん日記「母さんが僕と息子に教えてくれたこと」 Posted on 2022/09/28 辻 仁成 作家 パリ 某月某日、母親とは何か、と考えていた。 すると、当然、母さんのことをいろいろと思い出した。 あの人は九州の女だからか、昔から負けない人だった。 小さいけど、背筋を伸ばして、凛とした人だった。 母さんがぼくにガッツを教えてくれた。 前向きに生きろ、とよく訴えてきた。笑。 幼い頃のぼくに母さんが何気なく言ったいくつかの言葉たちが、ずっとぼくの心の指針であった。 そういえば、小学生くらいの頃、ぼくは弟を殴ったことがあった。 殴ったと言っても、兄弟げんかである。 もの凄く頑固な弟なので、とっくみあいになったが、手を出したのはぼくだった。 その時、じっと見ていた母さんが、一言、「気がすんだのか、それで」と言った。 この言葉はぼくをうしろめたくさせた。

    熱血父ちゃん日記「母さんが僕と息子に教えてくれたこと」
    mayumiura
    mayumiura 2019/07/05
  • 滞仏日記「人生を無駄なく生き切るためのコツ」

    JINSEI STORIES 滞仏日記「人生を無駄なく生き切るためのコツ」 Posted on 2019/06/11 辻 仁成 作家 パリ 某月某日、息子の友人イヴァン君が不意にやって来たので、サンドウッチを作った。 二人は試験に向けて一緒に勉強をするのだそうだ。 ご飯はいらないというけれど、昼時なのでササっとツナサンドとBSTを拵えた。 べないならあとで父ちゃんがべるから、と言って出したら、案の定、一瞬でサンドは消えた。 僕はいつも何かをするとき、思いついたらすぐに行動をするようにしている。 こういうことに躊躇する時間は無駄だと思っている。 エッセイなどを依頼されたら締切日まで待つよりも依頼されたその瞬間にやっつけてしまって、早めに送る。あとあと、その締め切りに頭を悩まされ、時間を奪われるのが嫌なのだ。 作家の中には締め切りを過ぎて、編集者に催促されてはじめて書く人もいるし、それが売

    滞仏日記「人生を無駄なく生き切るためのコツ」
    mayumiura
    mayumiura 2019/06/12
    “僕はいつも何かをするとき、思いついたらすぐに行動をするようにしている。こういうことに躊躇する時間は無駄だと思っている。”
  • 滞仏日記「息子に日本語を教えてくれた先生」

    JINSEI STORIES 滞仏日記「息子に日語を教えてくれた先生」 Posted on 2019/05/12 辻 仁成 作家 パリ 某月某日、息子には日語の家庭教師の先生がいる。あまりそのことについて触れたことがないけれど、僕よりもずっと長くパリで生きてこられた女性で、年齢は訊いたことがないが、たぶん、僕よりもずっと年配の方じゃないかと想像している。息子が幼稚園に上がった頃か、小学生のはじめの頃からずっと日語教師を続けてくださっている。僕と息子の二人きりになった後も辻家から離れることなく息子を支えてくれた。息子にとっては親戚の人のような存在でもある。彼がふさぎ込んで誰にも会いたくないような時期でさえ、Sさんの授業だけは続いた。そのおかげもあり、彼は問題なく日語を喋ることが出来る。小学校の高学年くらいの漢字なら読み書きも出来る。Sさんは書き順とか、漢字とか、言葉の意味や使い方まで

    滞仏日記「息子に日本語を教えてくれた先生」
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    mayumiura 2019/05/13
    “そのSさんが日本に戻る決意をされた。年齢的な問題があり、この先は国に帰って余生を生きたいと思われたようだ。//在留邦人にとってこの問題はずっと付きまとう。”
  • 滞仏日記「何かが僕を救ったのだ、とその時に思った」

    JINSEI STORIES 滞仏日記「何かが僕を救ったのだ、とその時に思った」 Posted on 2019/04/28 辻 仁成 作家 パリ 某月某日、珍しく何もする気が起きない。起きようと思うのだけど、起き上がる気力さえない。そういう日はだいたい今日が早く過ぎればいいのに、と投げやりになる。僕はだいたい前向き過ぎるのだ。自分に厳し過ぎる傾向がある。物事に妥協できないから、疲れるのである。これはただ事ではない。なんとか日記は書いたけれど、書きかけの小説に手を付けたくない。頭が痛いので頭痛薬を飲んでベッドに寝転がった。どうやら僕は疲れ切っているようだ。そんな日もある。今日は休んだらいい、と自分に言った。思えば、僕は休んだことがない。旅行に出かけても何もしないということがない。気が付けば取材をしているし、撮影をしたり。どこでも仕事が出来る作家という職業のせいであろう。だから時々、電源が落ち

    滞仏日記「何かが僕を救ったのだ、とその時に思った」
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    mayumiura 2019/04/29
  • 滞仏日記「フランスで生きたいと思う方々への温かい忠告」

    JINSEI STORIES 滞仏日記「フランスで生きたいと思う方々への温かい忠告」 Posted on 2019/04/27 辻 仁成 作家 パリ 某月某日、今日は午前中ペンキ屋さんがやって来た。僕が東京に出張中のあいだに子供部屋と玄関に水漏れがあった。この国はなんでもまず保険会社が動く。とくにこの水漏れに関しては全て保険会社任せとなる。今回の水漏れは上の階の洗器が原因だと判明した。面白いのは家の中での水漏れの場合、借主が払い、壁の向こう側が問題の場合は大家の保険が適応となる。今回の原因が洗器だったので上の人の保険で支払うことになった。で、さらに面白いのは(実際には面倒くさいのは)僕の保険会社が全てをやらないとない、という点だ。とにかくそういうルールなのだ。僕の保険屋がペンキ屋と水道管屋に依頼し、検査をして見積もりを立て、それを僕の保険屋が上の階の人が入ってる保険会社に請求し、向こう

    滞仏日記「フランスで生きたいと思う方々への温かい忠告」
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    mayumiura 2019/04/29
    いずこも同じですなあ。(とアメリカからため息)“こういうことでうんざりするようではフランスで生きてはいけない。”
  • 滞仏日記「突然の客人をもてなす辻式ホームパーティ術」

    JINSEI STORIES 滞仏日記「突然の客人をもてなす辻式ホームパーティ術」 Posted on 2019/04/23 辻 仁成 作家 パリ 某月某日、イングランド・プレミアリーグに在籍する岡崎慎司選手の一家が我が家にやって来た。岡崎家4人(奥さんとお子さん二人)だけではなく、今回はオカちゃんのお父さんとお母さんも一緒である。当はみんなでランチべる約束だったが、イースター(パック)でおすすめのレストランがどこもしまっており、ならばうち飯にしましょうということになった。親孝行をする岡崎選手の家族思いなところが僕は好きだ。だから、ちょっと疲れてはいたけれど、スーパーまで材を買いに走ることになる。僕と息子をいれると計八人。ちょっと多めの人数だが、大丈夫。不意のお客さんが来ても僕は慌てることがない。むしろ、燃えるタイプなのである。 不意の客人の場合、しかも、5人を超える時はメインを煮

    滞仏日記「突然の客人をもてなす辻式ホームパーティ術」
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    mayumiura 2019/04/26
    “メルゲーズと呼ばれる羊のスパイシーなソーセージ”