スキップサービスの導入により、乗客はチケットの購入だけでなく、座席指定やチェックインまでネットで行えるようになった。10年くらい前までは、オペレーターが予約をし、旅行代理店などでチケットを発券して、出発当日は空港の航空会社カウンターでチェックインしていたことを思えば、チケット購入から搭乗までの導線は、格段にシンプルになったと言えるだろう。現在ANAは、実に全席の7割を自社で販売しているという。 インターネットの発展とともにANAのサービスは進化してきた(左)。10年前(中)とスキップサービス導入後(右)を比べると、航空券を買って搭乗するまでの導線が非常にシンプルになっていることが分かる データ分析の結果をメール配信に生かす ANAのサイトには毎日40万人という膨大な数のユーザーからアクセスがある。アクセスデータの分析に活用しているのが、前述のSiteCatalystだ。ユーザー数は50~6
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