2022年12月26日 シティバンク香港が日本人など非居住者口座へ毎月5000円の口座維持手数料を導入。口座閉鎖はお早めに
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中東と言えば何を思い出すでしょうか。近年は紛争の絶えない地というイメージも強いかもしれませんが、歴史を遡れば、中東地域はウマイヤ朝からアッバース朝、モンゴル帝国の支配を経てオスマン帝国の時代とユーラシア大陸、北アフリカ大陸に広がる大イスラーム経済圏の中心地であり続けました。特にアッバース朝(750年〜1258年)の時代、現在のバグダードは世界中から人、物、金、情報が集まり、そして世界中の文化が交わる世界の十字路でした。アラビアンナイトで有名な千夜一夜物語はバグダードの繁栄がモデルになったと言われるほか、イスラム商人である船乗りシンドバッドがインド洋を舞台に大活躍したのもアッバース朝の時代です。 このような栄華が実現したのは偶然ではなく、中東という地がアジア、ヨーロッパ、アフリカ大陸の結節点であった事が大きな要因であり、この事は今日でも何ら変わりません。現在はアッバース朝時代のバグダードの
20世紀は「石油の世紀」や「キリスト教の世紀」と呼ばれる。石油は自動車、航空機など輸送用燃料となり、人類の暮らしを大きく変えた。石油は同時に戦略資源として各国が争奪戦を展開する対象となり、紛争の原因となっただけでなく、石油を握ったメジャー(国際石油資本)や石油輸出国機構(OPEC)は絶大な影響力を誇った。欧米などキリスト教の国家は20世紀の世界を政治、経済両面でリードした。 21世紀に入ってすでに8年目だが、次第に明らかになってきたのは、時代の主役の交替だ。石油は1バレル110ドル台にまで高騰し、重要性を増したようにみえるが、人類が直面しつつある、より深刻な資源問題はすでにこのコラムでも触れたが、淡水の不足だ。宗教ではイスラムの台頭を多くの人が実感している。テロの拡散、欧米社会とのあつれきなど負の側面もあるが、石油の価格上昇でサウジアラビアなどイスラムの中東産油国は経済力を高め、政府系ファ
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