に詳しく載っている。 直接的原因は?リコールの内容は2つになる。 ①低圧燃料ポンプの作動不良 これは、燃料ポンプの樹脂製インペラの膨潤によって起きている。 原材料はPPSであるが、これは熱硬化樹脂である。 その熱硬化過程に問題があった(十分な熱を加えていない)為に、完全に硬化していない部分が残り、そこにガソリンが入るこむことによって膨潤を起こしている。 ②HEV用燃料ポンプの作動不良 こちらは、ポンプ本体ではなく、それを駆動するモーターのブラシ部分でのスパーク発生によるブラシ摩耗である。 ブラシの取り付け角度に問題があった場合に、そのブラシにかかる電圧や回転速度によってスパークが発生しやすくなり、そのスパークによってブラシが摩耗して、電力供給に問題が発生した。 なぜ発覚が遅れたのか?これは死亡者が多く出ていないことが大きな原因である。 つまり、いつも起こる問題ではなく、たまにしか発生しない
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