米グーグルが開発中のめがね型インターネット端末「グーグル・グラス」。まだ一般消費者向けの製品はなく、発売は来年にずれ込む見込みだ。 だが、すでにそのテスト用端末が多くのアプリ開発者の手に渡っており、ここ最近この端末を巡る議論が大きくなっている。 この端末は、現実の風景に情報を重ね合わせて表示する拡張現実(AR)の機能を備えている。右目部分に小型の透過ディスプレイを搭載しており、情報が目の前に表示される。 スケジュールや気象情報、地図などを閲覧できるほか、動画や写真の撮影もでき、それを同時にネットに投稿したり、テレビ電話の相手に見せたりもできる。 こうしてスマートフォンと同じことができるめがね型端末はハンズフリーで様々なことが可能になるため、我々の社会生活に支障が出ると指摘されている。 早くも運転中の使用を禁止する法案 例えば、米ウェストバージニア州では今年3月、自動車の運転中にヘッドマウン