日銀は30、31日の金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決める公算が大きい。7月利上げ後の金融市場の動揺を経ても、経済・物価は見通しに沿って推移しているとみる一方、米国経済はなお不透明感が大きいとの見方も強く、追加利上げのタイミングを慎重に探るとみられる。足元の円安に動きについては植田和男総裁が24日、「日本の物価にどう影響するか丹念に分析して見極めていく。時間的余裕はあると考えている」と述べた。 オピニオンcategoryアラブ首長国連邦(UAE)が世界的な金融拠点の代替地としての役割を固める上で、首都アブダビが大きな役割を果たす存在として浮かび上がってきた。これまでドバイの陰に隠れる存在だったが、独自に資産運用会社や億万長者らの資産を引き寄せているからだ。 前