KADOKAWA・DWANGOの社長になる川上さんの著書『コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと』を読みました。 書き手として、自己満足なこだわりに反省する部分があったので、紹介します。キュレーションサイトをバカにしている方は読んでおきましょう。 プロであるほど余計なこだわりを入れてしまう著書の中で刺さったのは、作り手としての勝手な思い込みを指摘された箇所です。以下の言葉を読んだ瞬間、ハッとしました。 コンテンツのつくり手側の人たちは、プロであればあるほど、とかく「本物」を届けることにこだわりがちです。 作り手は、本物にこだわりすぎて、ユーザーが求めることを見失ってしまうというのです。これは2つの事例を出して説明されました。 売れるCDに必要だったのは「歌のうまさ」でなく「音量」だった1つは、CDが爆発的に売れていた時代のヒットの法則について。 当時、ヒットを生み出すために必要だったの
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