アニメ趣味がゲームより間口がひろいのは、無料から楽しめるところにあるわけだが、アニメもオタになればそこに消費が発生して、ゲームの場合のコンシューマ趣味と形態が近くなる。つまり DVD や BD の購入、コンテンツの私有だ。 ゲームの場合の、やればやるほど金のかかるゲーセン趣味と、やればやるほど費用対効果の良くなるコンシューマ趣味はよく引き合いに出すが、これをアニメに置き換えれば TV アニメと OVA& 劇場アニメ、という対応になるのかもしれない。とくに、最近経路開拓されつつある単館系アニメ映画ビジネス(?)みたいなものにより、劇場アニメの重要性は増してくる、とくに深夜 TV アニメに比重を置いていたようなオタにとって、一部機能を代替・拡張するメディアとなっていく、のだろうか? コンテンツの私有は、消費時間の不規則化を促す…んだが、体験のシェアというトレンドも近年のオタシーンを語るうえでは