子供たちにサッカーを教えているとこんな光景をよく目にしました。 ・靴紐を結べない子どもを見兼ねてお母さんが代わりに靴紐を結んであげる ・靴下を上手に履けない子をお母さんが手伝ってあげる よくある光景だと思います。 多くの大人は子供だからしょうがない、できないのが当たり前と思っているでしょう。大きくなったらいつのまにかできるようになる。と漠然と考えているのでしょう。 私もそうでした。しかし、そんな私の考えを覆したあるエピソードがあります。 サッカークラブのバイトのある日のこと。ヘッドコーチのKさんが靴紐を結べない幼稚園児たちに 「自分でどうにかしなさい。結び方なんて間違っててもいいからどうにかして園庭に集合」 と言いました。 そしてお母さんたちにも聞こえる声で 「なんでもお母さんにやってもらってるようじゃサッカーなんてできないよ」 「それにお母さんにサッカー行きなさいって言われたから来てる子