ミクシィは2012年9月10日、Androidアプリのチームによる共同開発を支援する配信プラットフォーム「DeployGate」の提供を始めた(写真1)。 DeployGateを使えば、テスト版Androidアプリを無線経由でAndroid端末に一斉配布でき、その評価機上での動作ログやクラッシュレポートなどの各種レポートを収集、専用ダッシュボード(管理画面)でリアルタイムで確認できる(写真2)。これまでは、こうした作業はUSBケーブル経由で行っていたため、開発効率は大きく改善されそうだ。 ミクシィ自身も、開発チームの所在が別フロアに分かれていることがあり、ケーブルを利用する配信では不便を強いられていたという。加えて、最近はウォーターホール型ではなく、アジャイル型の開発が増え、短期間での修正と評価を繰り返す必要があり、配信の手間がボトルネックになりがちだった。 開発者の一人である同社の井上恭