2016年2月、正午。 1人の男が腹をすかせ、真剣に冷蔵庫を物色していた。 昨日は一週間で最も幸福な日「土曜日」であり、つい夜更かしをしてしまった。そのため今日は起床が遅く朝から何も食べていない。 冷蔵庫の物色を終えた男は扉をそっと閉め、静かに呟いた。 「主食になる物がねぇ・・・・」 ご飯は当然無い。あろうことか冷凍食品も無い。火を通して調理すれば食べれる物はあったが、男は極度の面倒くさがり屋のため、料理をしようとは思わない。 途方に暮れた時、ある物が株主優待で届いていた事を思い出した。 緑の救世主 ミドリムシとの出会い 男の趣味は株式投資で、他にお金のかかる趣味が無いため給料の半分以上は投資に回っていた。そして男は極度の面倒くさがり屋のため、投資先の企業を真剣に選んで購入した後は完全放置というスタイルをとっていた。 「そういえば株式会社ユーグレナから株主優待のミドリムシが来ていたな」 部
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