スペイン・セビリアで水を飲む女性(2011年6月27日撮影、資料写真)。(c)AFP/CRISTINA QUICLER 【4月26日 AFP】スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州で、ボトル入りの飲料水が人の糞便物質で汚染されていたことから、4000人以上がノロウイルスに感染していたことが分かった。地元の保健当局が25日、明らかにした。 カタルーニャの保健当局によれば、同自治州のバルセロナ(Barcelona)とタラゴナ(Tarragona)で、企業などに設置された冷水器の水を飲んだ後、吐き気、嘔吐(おうと)、発熱を訴え、4146人が治療を受けたという。 汚染水を分析したバルセロナ大学(University of Barcelona)のアルベルト・ボッシュ(Albert Bosch)教授(微生物学)は、「ボトル入りの飲料水からノロウイルスが発見されたのは世界初」と話し、水道