日本のサラリーマンは問題を忌避する傾向にあるが、本来、問題とは解くためのものだ。私たちが受け取る報酬は、本来なら「問題を解決した対価」であるはずだ。しかし現実には、「問題を起こさないこと」を主な目的とした職業がある。アナログ時代に経済発展した日本では、膨大な数のホワイトカラーがそういう非効率な仕事に従事している。 仕事の超基本スキル(その3)問題は解くモノです http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20130208 今回の元ネタは、ちきりんさんのこちらの記事。内容には全面的に同意だ。が、現実には「問題を起こさないこと」そのものを目的に働いている人がたくさんいる。その視点が抜け落ちていると感じたので、ちょっとメモしておく。 ◆ ◆ ◆ 沖仲仕の生活が一変したという話は、ほんとうに示唆に富んでいると思う。 「新しい画期的な仕組み」によって、それまでの「人の手でやるしかな