「毒親」の子どもたちへ 作者: 斎藤学出版社/メーカー: メタモル出版発売日: 2015/02/23メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る 先日、斉藤学『「毒親」の子どもたちへ』の書評を担当させて頂きました。全国の新聞に掲載されはじめているようです。斉藤学先生といえば、依存症やアダルトチルドレンの大御所精神科医。私ごときが書評を引き受けて良いのか躊躇はしましたが、それでも、自分が読んで思ったところを書きました。 以下、もうちょっと個人的な感想等について。 私は、この本の眼目は“「毒親」ブーム”が、単なる親バッシングで終わってしまっちゃまずいよね、ってところだと思っています。いったん親を「毒親」とみなす時期は、ときに必要かもしれない。けれども親を「毒親」「不幸の源」と決めてしまい、そこで考えるのをやめてしまってはまずかろうし、その次のステップもいずれ考えてい
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