世の中の「仕事」には二つの種類がある。「面白い仕事」と「退屈な仕事」だ。 どんなに収入が多かろうと金融業や会計士の仕事は退屈そうに見えるし (偏見)、たとえ収入が少なくてもマンガ家やイラストレーターなどの創造的な仕事は面白そうに思える (実情は知らない)。私たちの「面白い/退屈」を決定しているのは収入だけではない。 では、この二つを分かつ決定因子はなんだろう。 「Rootportさんの記事は長すぎます」という感想をいただいて、そんなことをビール片手に考えていた。 私のブログは文章量が多い、らしい。本人としては「言いたいこと」を表現するために必要最低限の量だと思っているし、まだまだ書き足りないと感じることも珍しくない。が、たしかに知人からは「短くまとめなさい」とお叱りを受ける。ブックマークを見れば「あとで読む」タグがずらりと並んでいる。――ううむ、やっぱり長いのかも。 で、「この文章量を継続