Twitterに代表されるソーシャルメディアが社会に強い影響を与える昨今、企業の「顧客重視」が問われるようになってきている。企業が本当に顧客の心をつかむためには、何が求められているのだろうか。 既に「良い物を作っていれば売れる」という時代でないことは、B2Bビジネスを手掛ける多くの企業が身をもって知っている。顧客の心をつかむことが常に課題となっている。この顧客を取り巻く環境が、いままさに変わりつつある。 「経営が損益計算書(PL)志向から貸借対照表(BS)志向へと変わってきたのと同じように、近年では企業と顧客との接し方、姿勢あるいはスタンスが変わりつつあるのではないだろうか。「Spray and Pray」すなわちバラ撒いて祈る、という戦略からは脱すべき」と、本荘事務所代表で多摩大学客員教授の本荘修二氏は語る。 顧客を中心としたエコシステムに目を向けるべき 新たな顧客接点の鍵を握るのは、ユ
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