02« 12345678910111213141516171819202122232425262728293031»04 koiti_yanoさんが夏休みの課題図書に指定されていたので、高橋洋一『霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」 (文春新書 635)』を購入してみました。ついでに、kumakuma1967さん経由で稲葉振一郎『経済学という教養 増補 (ちくま文庫 い 66-1)』が文庫化されたのを知ったので、本屋で立ち読みしたら補章と小野善康先生の解説が追加されているのを確認して即購入。 率直な感想として、どちらもコストパフォーマンスがいまいちかなというのが正直なところ。高橋洋一さんの方は単に字が大きくて薄いからで、稲葉先生の方は旧版を持っているだけに補章と小野先生の解説を読むために840円はどうかなと、まあ買っておきながら勝手な言い分です。 高橋洋一さんの『さらば財務省!―官僚すべて
「事の始めとして、医療における平等というものがある。世論はサービスの格差に反対である。そうすると市場原理で医療サービスは提供できないので、政治が決めることになる。財源をどこかから持ってくるかというと、保険料や税金として強制的に徴収することになる。徴収の仕方は応能負担になる。たとえば料率を一定にすると収入に応じて保険料は変わるけれど受けるサービスは一定である。 ということは、お金が高所得者から低所得者に向かって、青壮年から高齢者に向かって、流れる仕組みになっている。高所得者や青壮年は建前としては平等に賛成しても、本音では強制徴収される保険料を抑えたいと考えている。一方でサービスを平等にするためには、誰が受ける医療についても保険料の範囲・条件・料金を決めることになる。それが診療報酬。規定外のサービスを提供したり追加料金を要求すれば、全額自己負担になるという『混合診療の禁止』がある。 医療におけ
毎度同じコーナーに食いついてすんませんが……今回もData Focusについて. 「CO2排出削減には欠かせない,技術開発が利益をもたらす仕組み」(小林慶一郎) 二酸化炭素排出量削減には,削減技術の開発が利益を生むようなインセンティブスキームを作る必要があるという話.全く正しい指摘です.批判することが多いけど,やっぱりこのコーナー好きだわ. ただ,ここまで書いておきながら,なぜ環境税・炭素税への言及を(賛否どちらにつくにせよ)思いとどまるのかがわかんない.やはり官庁の研究所のプロパーにはある程度省や政治からの縛りがあるんでしょうか.炭素税の有効性と問題点は環境対策における最重要課題でしょう. そろそろ発売の『論座』7月号の連載では,ガソリン税と道路特定財源問題について「正しいかどうかはさておき,全然的外れとは言えない見解」のひとつとして,ガソリン税の環境税効果に言及しています.(ドライバー
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