中動態(ちゅうどうたい)、あるいは、中間態(ちゅうかんたい[1][2][3])、(古代ギリシア語: μεσότης [mesótēs]メソテース、ラテン語: [genus] mediumメディウム、フランス語:voix moyenne、英語:middle voice)は、インド・ヨーロッパ語族の態 (英語: voice) のひとつで、動詞の表す行為が、その行為者自身に及ぶ場合にとる形態的特徴のことである[4]。形は能動態であるが、受動態の意味を表わす態を指すとも説明される[3]。以前は、voiceを態でなく、相(そう)とも訳しており、中動相(ちゅうどうそう)とも呼ばれた。 インド・ヨーロッパ祖語での態は、能動態と中動態があり、受動態はあとから生じたといわれ、中動態は受動の意味も示した[4]。このように中動態は受動態の意味を含むため、メディオパッシヴ・ヴォイス(英語: medio-passi