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ブックマーク / gogo89.com (5)

  • 梁丘:足の陽明胃経|ツボ講座 | 南大阪鍼灸所

    解説 梁丘穴は太もも(大腿部)の前側にあり、膝の皿(膝蓋骨)の外側上部から上に2寸上がったところにあります。 膝蓋骨外上角から髀関穴までは1尺8寸(18寸)ですので、膝蓋骨外上角から1/9上がったところということになります。 しかし、ややこしいのでわかりやすい同身寸で取穴することの方が多いです。同身寸では2寸は指の幅3分になりますので、膝蓋骨から上に指3分上がったところを梁丘穴とします。 『十四経発揮』:膝の上2寸、両筋の間に在り 『甲乙経』:足の陽明の蹻、膝の上2寸に在り このように、梁丘穴は足陽明の郄穴とされています。郄穴は急性疾患に対して効果があるといわれており、胃痛などによく効きます。また、胃痛以外の腹痛に対して用いても効果があり非常に使いやすい経穴です。 ほかにも下痢止めの効果があるともいわれています。さらに膝痛の際にも梁丘穴を用いるもとで治療効果が高まります。 中脘・内関・

    michiruco
    michiruco 2014/03/19
    春に出やすい胃痛、ヒザ痛
  • 神門:手の少陰心経|ツボ講座 | 南大阪鍼灸所

    解説 神門穴は手首のシワの前面で、シワの小指側の端にある経穴です。ここには腕から手にかけて縦に尺側手根屈筋腱が通っているので、その腱の親指側(橈側)に取穴しましょう。 「神」は「心は神を蔵す」、「心は神明を主る」などの、精神、思惟活動の神を指し、「門」は出入口を指しています。この経穴は心経の原穴で、神が出入りする重要な門であると考えられてこの名がついたといわれています。 また、別名として「兌衝」「中都」「鋭中」「兌骨」などと呼ばれることもあります。 『十四経発揮』:掌後鋭骨の端、陥なる者の中に在り 『甲乙経』:掌後兌骨の端、陥なる者の中に在り。手の少陰の脈の注ぐ所也、兪と為す 『霊枢』:掌後鋭骨の端、小指に当る、動脈手に応ず 神門穴は心経の兪穴であり、原穴でもあります。「心実すれば之を瀉す」といわれており、心臓疾患や胸部疾患に対して用いられます。 内関・心兪・膻中・乳根と組み合わせて狭心症

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    michiruco 2014/02/19
    ツボ 動悸、胸(だん中)の痛み
  • 血海:足の太陰脾経|ツボ講座 | 南大阪鍼灸所

    解説 血海穴は膝の皿(膝蓋骨)の内側の上の角から少し上(2寸)に上がったところにあります。股関節の内側から膝蓋骨の上縁までの長さを1尺8寸として考えますので、血海穴は膝の上から股関節まで1/9上がったところということになります。 しかし、わかりにくいので同身寸を使用し、膝の上から指の幅3分上がったところを血海穴として取穴することも多いです。 「海」には全体から戻ってきて集まる所という意味があり、この経穴は血を脾の大海に戻す作用があり、それが無数の河川が下って大海に帰っていく様子に似ているところから「血海」という名前の由来が来ています。 また、別名として「百虫窠」と呼ばれることもあります。 『十四経発揮』:膝臏の上内廉、白肉の際2寸中に在り 『甲乙経』:膝臏の上内廉、白肉の際2寸半に在り 血海穴には伏在神経の分枝が通っており、鍼を刺し他ときには膝関節の中に響く感じがあります。膝痛の場合には

    michiruco
    michiruco 2014/02/14
    卵巣の痛み、ここに温灸
  • 乳根:足の陽明胃経|ツボ講座 | 南大阪鍼灸所

    解説 乳根穴は第5肋間に取穴します。第5肋間とは第5・6肋骨の間のことで、この部の乳頭線上になります。 前正中線にある任脈から胃経までは外4寸、腎経からは外2寸に位置します。 『十四経発揮』『甲乙経』:乳下1寸6分陥中に在り。仰いで之をとる 『千金方』:乳下第1肋間の宛宛たる中 1寸6分というのはあまり気にしなくともよいでしょう。乳頭の下の第1肋間ということで、第5肋間に位置することが分かります。 この部は「虚里の動」といい、心尖拍動が指頭に触れる場所とも言われています。 別名として、「薛息」とも呼ばれることがあります。 この高さには任脈、腎経、胃経、脾経の順に中庭、歩廊、乳根、竇と経穴が並んでいます。 乳根穴は肋間神経痛や心筋梗塞、狭心症、乳房疾患などの治療に用います。 膻中、内関と組み合わせて胸痛の治療に使用したり、膻中、少沢と組み合わせて乳汁分泌不足や乳房の腫痛に対応します。 効能

    michiruco
    michiruco 2013/12/27
    “肋間神経痛”
  • 内庭:足の陽明胃経|ツボ講座 | 南大阪鍼灸所

    解説 内庭穴は足の甲にある経穴です。足の第2指の指先から足首の方に上がっていき、3つ目の関節(第2中足指節関節)の前側で、足の外側のくぼみに取穴します。 「内」という字は深部を、「庭」は居住地という意味があります。内庭穴は遠く離れた頭部、心、腹部などの疾患をなおし、病気が浅い「表」よりも進行した「内」「裏」にある病態に効果があることが内庭穴の由来となっています。 『十四経発揮』:足の大指の次指の外間の陥中に在り 『甲乙経』:足の大指の次指の外間の陥中に在り。足の陽明の脈の溜る所也、榮と為す 『霊枢』:次指の外間也、榮と為す 内庭穴は胃経の榮穴です。榮穴は身熱を主るといわれており、身体にある熱を取り除く働きがあります。そのため、内庭穴は胃の消化吸収の働きが悪くなったのを治す効果があります(内庭穴の派生穴として裏内庭穴があり、こちらは中毒などの時によく用いられます)。 そのほかにも、胃経の通

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    michiruco 2013/11/05
    顔面神経麻痺
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