【帝国データバンク】が伝えるところによると、【株式市場新聞】を発行する市場新聞社は2009年4月30日、事後処理を弁護士に一任、自己破産を申請する意向であることを明らかにした。株式市場新聞も同年5月1日付けをもって休刊することを発表している。 株式市場新聞 市場新聞社は1956年7月に創業され、投資家を対象に日刊紙「株式市場新聞」を発行するなど証券三大紙(他は株式新聞、日本証券新聞)の一社に位置づけられていた。バブル崩壊後は販売部数が落ち込み、本社ビルの売却や人員削減によるリストラに努めていたが、昨今の金融危機でさらに販売部数・広告の減少が顕著なものになり、やむなく同紙を休刊、市場新聞社も破産手続きを取ることになった。 発表リリースでも「昨年のリーマンショック以来、部数の減少に加え広告収入の大幅減少により、休刊せざるをえない事態になりました」とあり、リーマンブラザーズショック以降、証