昨日の大滝詠一さんお別れ会の弔辞 松本隆さんの弔辞ノーカット版(松本隆さんのをシェアさせていただきました) 松本さんがあの静かなお声で、この弔辞を読んでおられるのを聞きながら、僕は大滝さんと、松本隆さんや細野晴臣さんや鈴木茂さん以上の関係でもないのに、大滝さんの部屋にいる大滝さんと松本さんの姿を傍観者として、同じ部屋で、彼らの青春を膝を抱えながら見ているような不思議な感覚に襲われました。 自分とは距離があり、身内でもない人の死に会い、その友達の弔辞を聞いて目頭が熱くなり、思わず、「う」と声が出そうになったのは初めての経験です。 歌は作り手の青春を勝手に聞き手が、自分の青春がごとく、共有することです。 弔辞を聞きながら、松本隆さんは作詞家である前に生来、詩人なのだと改めて思いました。 誤解を恐れずに言うと、作詞家松本さん以前以降の作詞家で、ここまで文学性を抱え込んで生きて来た作詞家は存在しな