パナソニックは25日、仮想移動体通信事業者(MVNO)として公衆無線ネットワーク回線の提供を開始することを発表した。ネットワーク家電などの商品と、ネットワーク回線やサポートをまるごと提供することで、新しいサービス開拓を目指す。 AV機器や白物家電、エネマネ商品からヘルスケア、セキュリティ、住宅設備に至る、自社グループの製品群が対象とのこと。たとえば、ネットワーク回線に接続できる家電において、顧客自身がネットワーク回線事業者と直接契約する必要がなくなるため、設定や障害復旧において強みが発揮できるとしている。 具体的な第1弾としては25日から、パナソニック コンシューマーマーケティングが、同社の運営する「CLUB Panasonic My MALL」のユーザー向けに、公衆無線ネットワーク回線サービスとしてPanasonic「WiMAX Service」を開始する。 《冨岡晶》