NHK職員のベラボーな給料にはあらためて驚かされた。昨年度の決算ベースで平均給与が1185万円もある。軽くサラリーマンの平均給与(409万円)の2倍以上だ。昨年3月の国会審議で「公務員や民間企業と比べて高すぎる」と批判されたため、今後5年間で約10%下げるという。 国家公務員に続き、これから地方公務員も給与が削られる。“みなさまの受信料”で運営されるNHKだって国民の税金で生活する公務員と似たような立場だ。NHKは「自分たちも身を削る」と言うつもりだろう。だが、騙(だま)されちゃいけない。彼らの年収ベースは本当はもっともっと高いのだ。 「昨年度のNHKの収支予算を見ると、『給与』として約1255億円が計上されています。この数字を全職員1万人強で割ると、平均給与が1185万円になります。ところが『給与』とは別に、『退職手当・厚生費』という支出があり、約615億円が計上されている。ここから
[日の目を見ない Nick Hanauer の講演 | YouTube] TED はプレゼンテーションの宝庫だ。 しかしすべてのプレゼンテーションが公開されているわけではない。 経済的不平等に関する Nick Hanauer のスピーチがそのひとつだ。 富裕層は雇用を生み出すから税金は安くて然るべきだという考えは間違っている — そういう彼の主張は偏向した内容だと判断されたためらしい。 このすばらしいプレゼンはもっと注目を浴びてよさそうな気がする・・・ ・講演ビデオ → Nick Hanauer | YouTube ・講演内容 → Nick Hanauer – TED Talks – The Inequality Speech | LYBIO.net * * * 甚大な影響をもたらす考え たったひとつの考えが社会や政策にいかに甚大な影響を及ぼすか — それは驚くべきものです
For those of you wondering if there's ever a TED Talk that presents an idea too controversial for the group to publish it, there definitely is, and venture capitalist Nick Hanauer was the one to make it. What we've got here is the full text of the TED Talks presentation Hanauer made at the March TED University conference as well as the full set of slides he presented at the conference. We do not h
朝日新聞デジタルというところからインタビューを受けた。 お題は「就活」。 「就活なんか、するな。卒業するまでは大学生として大学での活動に全力を尽くし、卒業してから、その先のことは考えなさい」というのが私の年来の主張である。 今していることをおざなりにして「ここではない場所で、あなたではない他の人たちとする仕事」に前のめりになっているような人間をあなたは重用する気になるか。 私はならない。 そんな人間はどこにいっても使い物にならないということを経験的に知っているからである。 でも、同意してくれる人はきわめて少ない。 マスメディア上では「ゼロ」である。 珍しく朝日新聞(ただしWEB版)からこの件でお座敷がかかった。 でも、それは「息子が内田樹の書いたものを読んで『就活をやめる』と言い出したので、ちょっと腹を立てた母親」がインタビュアーという、ちょっと不思議な趣向のものであった。 インタビュアー
学歴は武器、どころか足かせとなった。名だたる大学院を出ても非正規雇用、あるいは無職となってしまう者たちが続々と生まれている。そんな高学歴ワーキングプアの実態を『高学歴ワーキングプア』(光文社新書)の著者である評論家の水月昭道氏がレポートする。 * * * 京都大学大学院で博士号を取得したAさん。30代前半で他の大学の授業を週に2科目担当する非常勤講師だが、同時に毎朝の「ゴミ収集アルバイト」も続けている。生活を維持できないからだ。 大学の非常勤講師は1科目を担当すると月4コマ(1コマ90分)の講義を行なう。報酬の相場は1科目3万円だから、Aさんは月収6万円。生活費に加え、資料代や研究費などの経費まで自己負担するため、アルバイトせざるを得ない。「超高学歴ワーキングプア」といったところだろうか。 こうした非常勤雇用は私大に多く有名大学で半分、中には7割に達するところもある。大学全体でも正
2012年09月09日19:00 by jyoshige 終身雇用をやめたら雇用が増えました カテゴリ経済一般 イトーヨーカ堂が非正社員比率を90%に引き上げるという。 厚労省の推し進める正社員化の流れをあざ笑うかのような決定だ。 見出しだけ見て「労働者の使い捨てだ!けしからん!」と思う人がいるかもしれないが、 それは全然違う。というわけで、以下に重要なポイントをまとめておこう。 ・正社員削減というより、むしろ非正規雇用のキャリアパス整備 実は、もともと業界平均で80%が非正規という状況でそれを9割に引き上げることに それほどの意味はない。むしろ重要なのは、非正規の中に専門職や上位マネジメント へのキャリアパスを整備し、基幹雇用と位置付けていることだろう。 専門性の高い職務には職務内容に応じた「現在の2~3倍の給与」を払うわけだから これは適正な職務給化への第一歩だ。 正社員がとれるだけと
ネットでは何故か「ノマド」論が熱い。今の所、自分には縁の無い働き方だったし、少し前までは、ノマドこそが理想の働き方で「サラリーマン的社蓄」は最低という論調が多かったように感じていたが、最近は「一方的なノマド崇拝」熱もトーンダウンしてきたようで、冷静な話をしても良い頃かと思うので、少し自分の考え方を書いてみたい。 ■多様化する働き方 こちらに、現在多く語られる働き方の特徴についてまとめてみた。色々な呼び方は様々だが、大別すると、「自営業」か「会社員」にわけることが出来るだろう。そして、その中で、働く拠点をどこに比重を置くかで細分化することが可能だと考えている。 客観的に見れば、雇用形態と働く場所が大きく異なるだけだろう。それら二つの違いが、就業時間や仕事に対する価値観に変化を与え、ネット上の文脈では「自営業は自由」、「会社員は就業規則や組織の一員として働く社蓄」と評されることが多いと感じる。
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