オンダ国際特許事務所では、年3回(1月・5月・9月)、小冊子「パテントメディア」を、国内外のお取引先様や業務提携機関に無料でお届けしています。 毎号、知的財産に関する最新情報や判例レポート、コラム等を掲載し、ご好評をいただいております。
自分としては一つ気になる判例があるので、メモ的に記載しておきます。 弁理士試験とは関係ありません。 なお、詳細に検討している訳ではないので、細かい点で問題があるかもしれません。その点をご了承下さい。 なお、判決文はこちら 事件の概要 被告Yは、インターネットにおいて、ショッピングモールを提供していました。 この、ショッピングモールのシステム(画面等)について、原告Xが有するWebを用いたPOSに関する特許発明に基づいて、権利行使がされた事件です。 この中で、特許発明の請求項(非常に長いクレームです)のうち構成要件Cに関する内容が争点の1つとなりました。 C.該サーバ装置からクライアント装置に対して送信された,初期フレームプログラムが,該クライアント装置において実行されることにより,少なくとも, 1)該クライアント装置から上記サーバ装置に対して,カテゴリーリストプログラムのダウンロードを要求
AppleはiPhoneのより薄型化、軽量化のため、心拍数モニターや各種センサーを、「ロゴ」部分に埋め込むことを検討していることが、特許申請書から明らかになりました。米AppleInsiderが報じています。 ロゴや文字にセンサーなどを埋め込む 現地時間2日に提出された「Concealed electrical connectors(隠し電気コネクター)」と題するAppleの特許申請書は、iPhoneの表面の隙間やでこぼこした部分、たとえばAppleのロゴに、電気システムを統合する方法が記載されています。 Appleが挙げているいくつかの具体例では、導電性のインサートがシャーシのあちこちに埋め込まれていました。iPhoneの製品IDなど既存のマークの下にインサートが隠れるデザインもあれば、ロゴなどの周りを囲むようにしたデザインも例として挙げられています。 センサーについては、皮膚反応センサ
恥ずかしながら、私には2回、失業した経験がある。2回ともハローワークに通い、失業保険のお世話になった。 本稿は、最初の失業時の体験に基づく特許の話である。私は2002年10月に日立製作所を早期退職した(その顛末は本連載の最初に詳述した)。その後、半導体エネルギー研究所という会社に転職した。 失業中に、私は22の会社に履歴書を送ったが、すべて空振り。半導体エネルギー研究所は、23通目の履歴書を送った会社であり、初めて面接に到達し、そして採用された会社だ。 半導体エネルギー研究所は、半導体や液晶などの研究開発を行い、その結果を基に特許を取得し、基本的にその特許の権利行使だけで利益を上げ続けている極めて珍しい形態の会社である。 仕事は刺激的で面白かったのだが、社長の山﨑舜平氏とウマが合わず、「明日から来ないでくれ」と言われ、転職してからたった半年で退職することになってしまった。その結果、2003
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