http://d.hatena.ne.jp/takemita/20091204/p2 これ↑の続きです。 おさらいすると、相関係数というのは のことで、この分子のsxyというのが共分散というもので、 と定義されるけど、言葉で言った方が簡単で、「平均からの偏差の積の平均」ですよ、と。 で、それを図形的なイメージで言うと、散布図に平均点で縦横に軸を描き込んで、プロットされている各人の点からそれぞれの軸に下ろした垂線と軸とで囲まれた長方形の(正負つきの)面積の平均というわけで、みんなそれぞれ長方形を持ってるんだけど、平均的な長方形の持ち主というのをでっちあげて、その面積が共分散ですよと、まあそんな解説をしました。 それで、いよいよ相関係数を出すわけですが、分母の方のsxとsyというのは縦軸・横軸それぞれの標準偏差なので、とりあえずは、相関係数というのは「共分散を標準偏差の積で割ったもの」と言えま