ツイート ノーマン・スピンラッドさんの公開書簡 「ウラジーミル・プーチンに告ぐ!」 完結の3回目と行きましょう。 歴史を通じて、ロシアは西方に目を向けたかと思えば、 シベリアから太平洋にいたる東方に目を向けるという 往復運動を続けてきた。 ウラジーミル・プーチンに告ぐ。 貴君の真意は「ロシアは西方と東方のどちらにも目を向けるべきだ」だろう。 そしてユーラシア連合の創設者として歴史に名を残す、 それこそ貴君の夢に違いない。 夢を実現するためのカギは何か? 1)ウクライナが主権と独立を維持すること。 2)ウクライナに、まともな交渉相手となりうるような政府が存在すること。 この二つである。 ユーラシア連合の中核となるべきは、 ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、そしてウクライナ。 上記四カ国の連帯が崩れたことこそ、ソ連消滅を引き起こしたのだ。 四カ国がふたたび連帯すれば、それだけでユーラシア連合の