維新の党の分裂劇の論点が、松野頼久代表ら執行部の「任期切れ」問題から政党交付金の分配問題に波及し、さらに泥沼ぶりを増してきた。離党して新党「おおさか維新の会」を立ち上げる大阪市の橋下徹市長は、執行部の正当性を批判。「大阪組」の大量除籍処分には「流石、朝鮮労働党日本支部だ」などと罵倒し、「大阪組」で独自に党大会を開いて維新の党を解散し、政党交付金を返納したい考えだ。 対する「東京組」にあたる維新の党の柿沢未途前幹事長は、かつては橋下氏が代表選の先延ばしを主張していたとして、「恥知らずの嘘つき」と非難。政党交付金を「大阪組」が管理している実態を「配下の国会議員が通帳と印鑑をガメて大阪本部に立て籠もる『守銭奴』ぶり」などとこき下ろしている。 橋下氏は「恥知らずの嘘つきになってしまいました」 維新の党執行部は10月15日、橋下氏が主導する新党「おおさか維新の会」への参加を決めたとして12人の国会議
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