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ブックマーク / blogs.yomiuri.co.jp (1)

  • 大衆めし激動の戦後史(遠藤哲夫) : 本屋さんへ行こう!

    評論家の種村季弘は「天下に名のある美家でも、私は大いの記録をちゃんと残している人しか信用したくない」(『物漫遊記』ちくま文庫)と書いている。確かに、小の人より量を多くべる人の方が、なぜか信用できる様な気がする。それは当たり前だが「べる」ということが、基的な欲求や味覚と、密に関わっているからであろう。 最近「大衆堂の詩人」こと、遠藤哲夫氏(通称エンテツ)のを愛読している。人間最大の欲の一つ「欲」に真摯に向き合っておられるのが、個人的に好きだ。なぜなら書でもそうだが、屁理屈をこねるのではなく、またやみくもに大上段に構えず、核心に対して鋭く切り込んでゆく姿が爽快なのだ。 かつて氏は品プランナーを職業にしていた。品工場を見学した時「こんなにつくっていきれるのかと思うほど、すごい勢いで製品ができる。それを目の当たりにすると、ただただ人間の胃袋が怪物のように」(第一章)思わ

    大衆めし激動の戦後史(遠藤哲夫) : 本屋さんへ行こう!
    midnightseminar
    midnightseminar 2013/12/29
    山田風太郎の「そもそも私は、山海の珍味を牛飲馬食するような人間でなければ大事を託することはできない、と信じている」(『あと千回の晩飯』)というセリフを思い出した
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