このタイトルは、虚空にかかる風鈴のように東西南北からの風を受け、私の小さな音を鳴らしてみたいと思って名づけました。 ていちんとうりょう、ていちんとう(滴丁東了、滴丁東)はチリン・チリンという風鈴の音のことです。 先日、Facebookで昭和歌謡について話題になりました。 そこで、思ったことを書いてみようと思います。 「リンゴの唄」、「東京ブギウギ」、「青い山脈」、 それから、「憧れのハワイ航路」・・・ これらの歌は、すべて戦後の代表曲です。 戦災の焼け跡のなか、食べるものがない時代に、 日本人たちを励まし、未来を明るく照らした歌です。 わたしは、最近カラオケに行きませんが、 これらの唱歌は、わたしの十八番です。 なぜ、戦後11年経って生まれたわたしが、 これらの歌を唄えるのか自分でもよく判りませんが、 若いときから、カラオケに行くと唄っていました。 それはそれでウケるのですが、 何故か、涙