HBOのドラマ『ウエストワールド』のヒットにより、セックスロボットは、一般大衆の意識のなかに一気に入り込んだようだ。そして現実の世界でも、セックスロボットはその数を大幅に増やしている。そして、それらが人間の「お客」にもたらしうる影響について疑問を投げかけている。 『ウエストワールド』に登場する人間そっくりのロボットと違い、実在の市場で流通するセックスボットはいまのところ、うめき声を発したり、触ると温かかったりするぐらいのことしかできない。しかしいま、カナダのある企業による試みが、非常に厄介な議論を人々に突きつけている。 テキサス州ヒューストンがこの問題の渦中に投げ込まれたのは、つい先日のことだった。セックスロボットのメインストリーム化を目指すキンキーズ・ドールズ(KinkysDolls)が、同市で「ラブドール売春宿」をオープンする計画を発表したのだ。 この娯楽施設では、客はロボットと一対一
![次第に広まる「ロボット売春宿」と、それを取り巻く論議](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f87b0e452f4d1d1cb29744a57dc7e497b44e2f21/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.buzzfeed.com%2Fbuzzfeed-static%2Fstatic%2F2018-10%2F7%2F12%2Fenhanced%2Fbuzzfeed-prod-web-05%2Foriginal-24128-1538930276-6.jpg%3Fcrop%3D1000%3A523%3B0%2C144%2526downsize%3D1250%3A%2A)