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SOAに関するmidnightseminarのブックマーク (3)

  • SOAとオブジェクト指向の違い

    アプリケーションをソフトウエア部品に分割し,再利用しようという考え方はSOA以前にもあった。オブジェクト指向やコンポーネント指向などだ。では,こうした技術とSOAの違いはどこにあるのか。第2回はこうした違いに着目することでSOAの特徴を明らかにする。 SOAはその名が表すとおり,「アプリケーションの機能をサービスとして部品化し,それらを組み合わせて新たなシステムを構築しよう」という考え方です。こうした考え方は,従来のオブジェクト指向やコンポーネント指向と共通のものです。では,オブジェクト指向やコンポーネント指向とSOAの違いはどこにあるのでしょうか。今回はまず,こうした違いに着目することで,SOAの特徴を明らかにします。それに続いて,SOAの考え方を取り入れたシステムを構築する手法を説明していきます。 プログラムの粒度は大,結合は緩やか オブジェクト指向およびコンポーネント指向と,SOAの

    SOAとオブジェクト指向の違い
  • Part1 SOAの“サービス”とは何か

    SOAは,アプリケーションをコンポーネント化する手法である。Part1では,DCOMやCORBAといった分散オブジェクトとの違いを明らかにし,「SOAの“サービス”とは何か」を解説する。 SOA(Service Oriented Architecture:サービス指向アーキテクチャ)とは,アプリケーションあるいはその機能の一部を共通の“サービス”としてコンポーネント化(部品化)し,それらサービスを必要に応じて組み合わせることで,新たなシステムを構築しようという設計手法である(図1)。 SOAという言葉が広く認識されるようになったのは2004年のことだ。しかし,SOAの概念自体は,決して新しいものではなく,それ以前から存在していた。SOAの考え方は,分散オブジェクト技術の流れをくむもので,2004年以前からマイクロソフトのDCOM(Distributed Component Object M

    Part1 SOAの“サービス”とは何か
  • Part2 オブジェクト指向とはここが違う

    (1)再利用される範囲 SOAのサービスは,企業の内外を問わず,複数のアプリケーションをまたがって再利用できるようになっている。一方,オブジェクトやコンポーネントは,どちらかと言えば同一アプリケーション内,あるいは複数のアプリケーション間であっても企業内で再利用されるソフトウエア部品である。 (2)ソフトウエア部品の粒度 SOAのサービスはビジネス環境の変化に効率よく対応できるように,ビジネス・プロセスの一部(サブ・プロセス)を表現していることが多い。例えば,「在庫確認サービス」「発注サービス」などだ。一方,オブジェクトやコンポーネントは,プログラム作成をいかに効率化させるかという点に着目しており,業務処理の変化をシステムの変更に素早く反映させたいという観点で見ると粒度が小さ過ぎる。オブジェクトやコンポーネントがシステム側の都合で構成されるのとは対照的に,サービスはビジネス視点で構成される

    Part2 オブジェクト指向とはここが違う
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