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ブックマーク / xtech.nikkei.com (50)

  • 「RSA暗号は量子コンピュータで破られない」、生みの親が日本国際賞受賞で熱弁

    RSA暗号の共同発明で知られるアディ・シャミア教授(イスラエル・ワイツマン科学研究所)が2017年4月、国際科学技術財団から科学技術の進歩に大きく寄与した功績に送られる日国際賞(Japan Prize)を受賞した。 受賞会見でシャミア教授は、約40年間の研究の経緯を振り返り、最近の研究事例としてIoT(インターネット・オブ・シングズ)のセキュリティに警鐘を鳴らした。量子コンピュータによる暗号解読の可能性や、日の研究者への期待も語った。 日国際賞は1985年にノーベル賞並みの世界的な賞を作ろうと創設された。シャミア教授は学術分野として暗号学を確立した功績が、受賞理由となった。情報を安全に保管できる「秘密分散法」や、秘匿情報に触れることなく個人を特定する「個人識別法」の開発のほか、共通鍵暗号を解読する「差分解読法」の発見などの業績で知られる。 「秘密兵器」から「暗号学」に RSA暗号は1

    「RSA暗号は量子コンピュータで破られない」、生みの親が日本国際賞受賞で熱弁
    midnightseminar
    midnightseminar 2017/05/09
    しばらくは破られないのではと言ってるだけだが
  • AIベンチャーの雄が総務省の開発指針に反対する理由

    人工知能AI)の開発者が研究開発に当たって留意すべき原則「AI開発ガイドライン(仮称)」の素案を策定するため総務省が設置した産官学会議から、AIスタートアップのPreferred Networks(PFN)が離脱していたことが明らかになった。 Preferred Networksは深層学習(ディープラーニング)開発のスタートアップ企業で、深層学習フレームワーク「Chainer」の開発元としても知られる。 総務省 情報通信政策研究所は、同ガイドライン素案策定のための産官学会議「AIネットワーク社会推進会議」を主催している。2016年12月には、素案策定に向けた論点整理を公開した。 この素案は、日政府がOECD(経済協力開発機構)などに提案することを目的に策定するもので、「日の法制度に直接反映させることを想定したものではない」(同研究所)という。 だがこの方針に対し、2017年1月まで同

    AIベンチャーの雄が総務省の開発指針に反対する理由
  • グロービス、完全定額制のeラーニングサービス「グロ放題」

    グロービスは2016年8月8日、完全定額制のeラーニングサービス「定額型グロービス学び放題サービス(グロ放題)」を提供開始すると発表した。4月から一部顧客に先行提供してきたが、既に40社以上に採用され好評であることからサービスとして広く提供する。 グロービス法人研修部門およびグロービス経営大学院のビジネス人材育成ノウハウを集めたレクチャー動画群(サービス開始時点で169)と、eラーニングサービス「eMBA2.0」をパッケージ化した。Windows、OS X、iOS、Android上で動作する主要Webブラウザーに対応する。 利用料金(税別)は、レクチャー動画見放題の「グロ放題」が1ID当たり6カ月1万2000円、9カ月1万8000円、12カ月2万円。レクチャー動画に加えてeMBA2.0全7科目を受講できる「グロ放題プラス」が6カ月3万5000円、9カ月5万円、12カ月6万5000円。

    グロービス、完全定額制のeラーニングサービス「グロ放題」
    midnightseminar
    midnightseminar 2017/03/06
    そのネーミングやばいだろ
  • [脳に挑む人工知能18]なぜ囲碁AIは10年早くプロ棋士に勝てたのか

    「(ハンディキャップなしでプロ棋士に勝つには)たぶん10年はかかるだろう」――Wired Magazineは2014年5月掲載の記事で、こんな囲碁AI作者の談話を紹介した。 それからわずか1年半。米グーグルAI研究部門であるGoogle DeepMindは、2016年1月27日に発表した英Nature誌の論文で、同部門が開発した囲碁AIAlphaGo」が2015年10月に欧州チャンピオンFan Hui氏と5回対戦し、全勝したことを明らかにした。Fan Hui氏はプロ2段で、欧州の囲碁大会で2013年、2014年、2015年と優勝していた。 DeepMindの研究チームは論文中でWiredの記事を引用し、「以前は少なくとも10年かかると思われていたが、コンピュータが史上初めて、囲碁のプロ棋士にハンディキャップ(置き石)なしで勝った」と勝利宣言してみせた。AlphaGoは2016年3月9日

    [脳に挑む人工知能18]なぜ囲碁AIは10年早くプロ棋士に勝てたのか
    midnightseminar
    midnightseminar 2016/02/17
    「DQNに数十本のビデオゲームを学習させたところ、過半のゲームについて人間の熟練プレーヤーと同等のスコアを獲得した」あたりで噴く
  • Linuxって何だろう 実践編UNIXの機能/操作を知ろう(6:ソフトのコンパイルとインストール)

    アプリケーションの導入/起動:ソース・コードをコンパイルする UNIX系OSの一般的な特徴として,アプリケーションが2つの形態で配布されていることが挙げられる。(1)バイナリ・ファイルと,(2)ソース・コードである。 バイナリ・ファイルによる配布は,商用アプリケーションで多く用いられている。 ソース・コードでのアプリケーション配布は,UNIX独特のものである。UNIXは多様なプロセッサ上で動作しているため,コンパイル済みの形で配布したのでは,利用できるユーザーが限られてしまう。また,UNIXシステムにはC/C++のコンパイラが標準で付属している場合もあり,さらにソース・コードであれば各UNIX間で互換性が取れているため,フリーソフトの多くがソース・コードで配布されている。 アプリケーションのソース・コードを入手したら,インストールしてみよう。ソース・コードは,雑誌などのCD-ROM,あるい

    Linuxって何だろう 実践編UNIXの機能/操作を知ろう(6:ソフトのコンパイルとインストール)
  • [脳に挑む人工知能8]米中と日本、AIビジネスの優劣を分けたのは「実装力」

    機械学習や自然言語処理といった人工知能AI:Artificial Intelligence)の領域で、優秀な人材の奪い合いが世界各地で起きている。ITpro連載「脳に挑む人工知能」第8回以降は、日、米国を中心としたAI人材獲得の現場をレポートする。 TOEIC 900点、博士号、実装力 東京・千代田区にあるリクルートホールディングスのオフィス。同社が2015年4月に開設した人工知能研究所(Recruit Institute of Technology)を統括する石山洸氏は、毎日のように採用面接を繰り返していた。 その目的について、石山氏は「リクルートが人工知能で世界トップになるため、トップ級の研究者にジョインしてもらうこと」と語る(写真1)。 採用の条件は厳しい。TOEIC 900点以上の英語力と、機械学習に関する博士号相当の研究実績、そして人工知能を具体的なサービスに結びつけるソフト

    [脳に挑む人工知能8]米中と日本、AIビジネスの優劣を分けたのは「実装力」
  • SOAとオブジェクト指向の違い

    アプリケーションをソフトウエア部品に分割し,再利用しようという考え方はSOA以前にもあった。オブジェクト指向やコンポーネント指向などだ。では,こうした技術とSOAの違いはどこにあるのか。第2回はこうした違いに着目することでSOAの特徴を明らかにする。 SOAはその名が表すとおり,「アプリケーションの機能をサービスとして部品化し,それらを組み合わせて新たなシステムを構築しよう」という考え方です。こうした考え方は,従来のオブジェクト指向やコンポーネント指向と共通のものです。では,オブジェクト指向やコンポーネント指向とSOAの違いはどこにあるのでしょうか。今回はまず,こうした違いに着目することで,SOAの特徴を明らかにします。それに続いて,SOAの考え方を取り入れたシステムを構築する手法を説明していきます。 プログラムの粒度は大,結合は緩やか オブジェクト指向およびコンポーネント指向と,SOAの

    SOAとオブジェクト指向の違い
  • Part1 SOAの“サービス”とは何か

    SOAは,アプリケーションをコンポーネント化する手法である。Part1では,DCOMやCORBAといった分散オブジェクトとの違いを明らかにし,「SOAの“サービス”とは何か」を解説する。 SOA(Service Oriented Architecture:サービス指向アーキテクチャ)とは,アプリケーションあるいはその機能の一部を共通の“サービス”としてコンポーネント化(部品化)し,それらサービスを必要に応じて組み合わせることで,新たなシステムを構築しようという設計手法である(図1)。 SOAという言葉が広く認識されるようになったのは2004年のことだ。しかし,SOAの概念自体は,決して新しいものではなく,それ以前から存在していた。SOAの考え方は,分散オブジェクト技術の流れをくむもので,2004年以前からマイクロソフトのDCOM(Distributed Component Object M

    Part1 SOAの“サービス”とは何か
  • Part2 オブジェクト指向とはここが違う

    (1)再利用される範囲 SOAのサービスは,企業の内外を問わず,複数のアプリケーションをまたがって再利用できるようになっている。一方,オブジェクトやコンポーネントは,どちらかと言えば同一アプリケーション内,あるいは複数のアプリケーション間であっても企業内で再利用されるソフトウエア部品である。 (2)ソフトウエア部品の粒度 SOAのサービスはビジネス環境の変化に効率よく対応できるように,ビジネス・プロセスの一部(サブ・プロセス)を表現していることが多い。例えば,「在庫確認サービス」「発注サービス」などだ。一方,オブジェクトやコンポーネントは,プログラム作成をいかに効率化させるかという点に着目しており,業務処理の変化をシステムの変更に素早く反映させたいという観点で見ると粒度が小さ過ぎる。オブジェクトやコンポーネントがシステム側の都合で構成されるのとは対照的に,サービスはビジネス視点で構成される

    Part2 オブジェクト指向とはここが違う
  • 「学生がグーグル、アップルに流出」を嘆く日本、「なぜ退屈な企業に」と驚く米国

    ITベンダーの経営者、コンピュータサイエンスを教える教育関係者、そして行政のIT関連の政策担当者が共通に心配していることがある。ITを学ぶ超優秀な若者が日IT業界に就職せず、グーグルやアップルなど“光り輝く”大手ITベンダーの熱烈ラブコールを受けて米国に行ってしまうことだ。いわば若い頭脳、若い才能の国外流出である。 確かに、この件は私も心配だ。少子高齢化の長きにわたる進行が避けられない日の状況においては、企業が従業員の頭数や客の頭数に依存した商売から脱却して、より付加価値の高いビジネスに移行できるかどうかが、日の将来を決める。そして、ビジネスのイノベーションのためにITが不可欠であることも論を待たない。なのに、その中核を担うはずの若者が日を去ってしまう。 当に大変だ。そんな話をあるITベンダーの経営者にしたら、「あんたが極言暴論なんかで、日IT業界を悪く書いたりするか

    「学生がグーグル、アップルに流出」を嘆く日本、「なぜ退屈な企業に」と驚く米国
  • 未踏スーパークリエータ7人が誕生 髪で音を感じる機器など開発、最年少認定も

    経済産業省と情報処理推進機構(IPA)は2015年6月18日、「2014年度未踏IT人材発掘・育成事業」(未踏事業)で特に優れた成果を修めた人材を「スーパークリエータ」として認定したと発表した。認定されたのは、聴覚障害者の音の知覚を支援する小型デバイスや、ネット上の記事を動画に自動変換するシステムの開発者など7人(写真1)。過去最年少となる高校1年生(応募時点で中学生)のスーパークリエータも誕生した(写真2)。

    未踏スーパークリエータ7人が誕生 髪で音を感じる機器など開発、最年少認定も
  • 「そうそう」「なるほど」 「へぇ~」で現場を動かす

    東京大学大学院を卒業後、ボストンコンサルティンググループに入社し、小売り・消費財やネット業界を中心に担当。その後、グリーに移り、米国子会社の設立やM&A、ビッグデータ分析などに携わった。2013年にすかいらーくに入社し、データ分析を駆使して収益改善に取り組んでいる。 データ分析に対する関心が高まるなか、分析の専門組織を作る企業が増えています。そんなとき、外部から人材を採用するのが有効なやり方といえるでしょうか。 かく言う私もコンサル出身ですが、私が率いる分析チームは大半がプロパー社員です。15人のチームでプロパーは12人と8割を占め、中途社員は3人しかいません。 分析チームの大半をプロパー社員が占める今の体制はとても強力です。その理由は2つあります。 1つはプロパー社員は分析結果を使って、「現場を動かす」能力が高いことが挙げられます。よくデータ分析に関わる人から「現場と話が通じない」という

    「そうそう」「なるほど」 「へぇ~」で現場を動かす
  • 1000分の1秒の画像処理で常識を超えた機械を生む

    1000フレーム/秒級の動画をリアルタイムに処理し、系全体を高速に動作させられれば、人や従来システムをはるかにしのぐような性能の機械を生み出せる。そう考え、実際にそうした数々のシステムを世に送り出してきたのが東京大学の石川氏だ。同氏の研究室が取り組む技術の概要と、開発したシステムの一端を紹介してもらった。(誌) 我々の研究室では、1000フレーム/秒級の動画をリアルタイムに処理するシステム「高速ビジョン」を研究している。ただし、高速でリアルタイムな画像処理を実現することだけが目的ではなく、画像処理を高速化することで、これまでにないシステムを生み出すことを狙っている(図1)。1000フレーム/秒級の動画をリアルタイムに処理できれば、これまで人間が有利だとされてきた作業においても、正確性・素早さなどすべての面でロボットを含むコンピューターシステムが人間を大きく上回ることが可能だ。

    1000分の1秒の画像処理で常識を超えた機械を生む
  • 3Dプリンターで本物の臓器は作れるのか?

    好きなデザインの3次元構造体を手軽で安価に作れる3Dプリンターが、医療現場に格的に浸透し始めた。医療機器の構成部品から、ステントなどの治療器具、外科手術のシミュレーションや教育に使う臓器モデル、体内に埋め込んで使う医療機器まで、その用途は幅広い。 再生医療に使えるような、生体由来の細胞や組織をベースとする人工臓器を3Dプリンターで作製する。そんな試みも始まった。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2014年11月、バイオ3Dプリンティングや細胞シートの積層技術などの立体造形技術を用いて、iPS細胞などから立体組織・臓器を製造する技術開発プロジェクトを開始すると発表した(関連記事1)。近い将来、3Dプリンターで“手軽に臓器を再生できる時代”は訪れるのか――。 2014年11月20~22日に福島県郡山市で開催された「第76回 日臨床外科学会総会」(会場:郡山市民文化センター、ビ

    3Dプリンターで本物の臓器は作れるのか?
  • [第1回]CPU性能向上がもたらした商用化、課題は安全のためのルール作り

    ドローンの商用利用がこの2~3年で急速に進んでいる。災害調査、設備点検、警備や監視が主な目的だ。 「ドローンとは、コンピュータ制御で自律飛行する、無人の航空機のことだ」。こう語るのは、20年以上にわたってドローンの研究を進めてきた千葉大学 特別教授の野波健蔵氏。ドローンは、飛行中に周囲の様子をセンサーやカメラで認識しながら飛行したり、吹いている風の強さを検知して姿勢制御したりできる。「空を飛ぶためのコンピュータ技術が集約されている。まさに空飛ぶコンピュータだ」(野波教授)。 海外では、SFのような世界がドローンによって現実になりつつある。米アマゾンは2013年12月、宅配サービスにドローンを利用する計画を発表し、配送システムを開発中だ(関連記事:Amazon.com、米国外でのドローン配送サービス開始を示唆、写真1)。米フェイスブックは、通信基地局の機能を搭載するドローンを使って、インター

    [第1回]CPU性能向上がもたらした商用化、課題は安全のためのルール作り
  • 第3のMVNO高速通信使い放題サービス、日本通信「b-mobile SIM 高速定額」を使ってみた

    回線を自社で持つNTTドコモやKDDI(au)などのキャリアとは異なり、回線をキャリアから借り受けて事業を行うMVNO事業者の格安データ通信サービスは、俗に「格安SIM」と呼ばれ、このところ注目を浴びている。 格安SIMでは、月に1GBや3GBなど一定のデータ量の高速通信が使えるプランが主流で、一定量を超えると、数百kbpsなどの低速通信に切り替わる仕組みになっている。ただし、高速通信する「権利」を追加データ量として買い足せば、その分は高速通信を引き続き利用できるようにしているサービスが多い。 パソコンでのノマドワーク用に使い放題プランが欲しい MVNO事業者による通信サービスを黎明期から愛用している筆者だが、中でも最近注目しているのが、月の高速通信容量に制限が設けられていない、いわゆる「使い放題」プラン。筆者は通常のMVNOプランも契約してはいるものの、さらに使い放題プランを用意しておき

    第3のMVNO高速通信使い放題サービス、日本通信「b-mobile SIM 高速定額」を使ってみた
  • [機械学習革命3]機械が人間を超えた

    かつてはデータを機械に学習する前に、人間がデータを様々な形で分類したり加工したりしていた。近年台頭する「ディープラーニング」を初めとする機械学習技術では、機械が人間に頼らずにデータを分籍する。驚くべき機械学習の最新事例を示そう。 人間の試行錯誤を排除 -未来予測- 未来予測に関しては、NECの「異種混合学習」を紹介しよう。これは収集したデータの中に複数の規則性が存在する場合に、それぞれのパターンごとに適したモデルを生成する手法だ。 例えばNECは、ビルの電力消費に関する時系列のデータを収集して、電力消費を予測するモデルを作った。ビルの電力消費は、当然ながら曜日や時間帯ごとにパターンが変化する。従来は、どのようなタイミングでパターンが切り替わるか、人間が専門知識を動員して場合分けを行い、それぞれの場合に適したモデルを作っていた。。 NECの異種混合学習では、パターンの切り替わり自体を機械学習

    [機械学習革命3]機械が人間を超えた
  • マイナンバーの生成システムは69億円で構築、NTTコムなど「大手5社連合」が落札

    社会保障・税番号(マイナンバー)制度を支える中核システムの一つで、個人向けのマイナンバーを生成する「番号生成システム」の落札金額が税込み68億9580万円であることが分かった。調達を担当した総務省管轄の地方自治情報センター(LASDEC、2014年4月1日より地方公共団体情報システム機構に改組)が、誌の取材に対して明らかにした。 LASDECは一般競争入札で番号生成システムの設計・開発業者を募り、2014年1月にNTTコミュニケーションズを代表としてNTTデータと富士通NEC、日立製作所の5社が参加するコンソーシアムを選定した。入札参加者は5社コンソーシアムだけだったという。今回、LASDECは公表していなかった落札金額のほか、5社から提案された役割分担なども取材で明らかにした。 今回の番号生成システムの調達範囲は、番号生成に必要となる住民基台帳ネットワークシステムとの連携や、番号の

    マイナンバーの生成システムは69億円で構築、NTTコムなど「大手5社連合」が落札
  • 「リスト型攻撃」が止まらない

    国内企業のWebサイトを狙った「リスト型攻撃(パスワードリスト攻撃、リスト型アカウントハッキング)」が止まらない(関連記事:JALが最大75万件の顧客情報漏洩 ドコモ、佐川、ヤマト、JR東も攻撃受ける)。 リスト型攻撃とは、別のWebサイトなどから入手したユーザーIDとパスワードのリストを使って不正ログインを試行する攻撃手法。これだけ頻発しているところをみると、国内企業を対象とした攻撃手法が“確立”していると考えられる。同様の攻撃は今後も続くだろう。 リスト型攻撃が“成功”するのは、パスワードを使い回しているユーザーが多数いるためにほかならない。このため、「リスト型攻撃を受けたWebサイトは被害者。悪いのは、パスワード管理が不十分なユーザー」といった言われ方をされることが少なくない。 ただ、そうとばかりは言い切れないだろう。ユーザーにとってパスワード管理は苦痛以外の何物でもない。Webサイ

  • 「個人番号カードに健康保険証を取り込む方針」マイナンバーセミナーで向井審議官

    内閣府大臣官房番号制度担当室長の向井治紀審議官(写真1)はマイナンバー制度(行政手続き番号法)について、「個人番号カードに健康保険証を早急に取り込んでいく政府の方針は決まっている」と述べた。日経コンピュータが2014年7月30日に開催した「マイナンバー対応実践セミナー」の講演で語った。 個人番号カードは、マイナンバー制度で個人番号と人の両方の確認ができる唯一のカード。写真付きで、身分証としても利用できる。ただ発行には人による申請が必要で、普及に時間がかかるとみられていた。個人番号カードに内蔵するICチップの空きスペースに健康保険証の記号番号を入れて機能を付加すれば、健康保険組合のある民間企業などの事業所単位で個人番号カードを配るという普及策も考えられる。 講演で向井審議官は、政府IT総合戦略部長の安倍首相や自民党などから、健康保険証や公務員の身分証明書として早急に利用できるよう求めら

    「個人番号カードに健康保険証を取り込む方針」マイナンバーセミナーで向井審議官