きょう12月9日に日本国内で発売されるトヨタ自動車の新型「プリウス」。1997年登場の初代から数えて4代目に当たるトヨタの看板車種は、これまで6~8年のサイクルでフルモデルチェンジ(全面改良)を重ねてきた。同じブランドを続けて売っていくなら、一定期間でフルモデルチェンジしていくのが自動車メーカーの基本戦略だ。性能向上だけでなく燃費や排出ガス、安全性などの規制を満たしていく側面もある。 ジムニーは日本車の中で異例のロングセラー車種 一方、初代プリウスが登場した翌1998年に新型へ生まれ変わってから、その後の17年にわたって、フルモデルチェンジなしに作り続けている日本車がある。スズキの軽自動車「ジムニー」だ。1970年からスズキが売っているSUV(スポーツ多目的車)タイプの4輪駆動(4WD)車で、現行モデルは3代目に当たる。もともとサイクルは長めの車種とはいえ、どんどん最新技術が出てきたこの十