稲垣えみ子(いながき・えみこ)/1965年生まれ。元朝日新聞記者。著書に『寂しい生活』『魂の退社』(いずれも東洋経済新報社)など。『もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓』(マガジンハウス)も刊行この記事の写真をすべて見る 使い切れなかったカブを干す、の図。ベランダのザルに放置するだけだがこれでなんとかなってしまう(写真:本人提供) 元朝日新聞記者でアフロヘア-がトレードマークの稲垣えみ子さんが「AERA」で連載する「アフロ画報」をお届けします。50歳を過ぎ、思い切って早期退職。新たな生活へと飛び出した日々に起こる出来事から、人とのふれあい、思い出などをつづります。 【写真】使い切れなかったカブを干している様子 * * * 先日の朝日新聞に、冷蔵庫の片付けを勧める記事が掲載されていました。「健康につながり、食材の無駄をなくせます」と。まず中身を出して賞味期限を調べ、冷凍庫に長期間
記者会見で反則行為に至るまでの経緯を説明した日大アメフト部の宮川泰介選手(撮影/写真部・大野洋介)この記事の写真をすべて見る 多数のメディアに囲まれながら、新事実を話す宮川泰介選手(撮影/写真部・大野洋介) アメリカンフットボールの定期戦での悪質なタックルで関学大の選手を負傷させた日大の宮川泰介選手(20)が22日、都内の日本記者クラブで会見した。 【写真】たくさんの記者に囲まれながらも、新事実を説明する宮川選手 弁護士とともに丸刈り頭のスーツ姿で記者団の前に現れたた宮川選手は終始、硬い表情のまま。冒頭、関学大の被害選手に向けて「大きな被害と多大な迷惑をかけたことを深く反省しております」と深々と頭を下げた。そして、問題となった試合の数日前に「やる気が足りない」などとして練習から外された後、コーチから「相手のクオーターバックを1プレー目で潰せ」などと言われたという。 内田正人監督に試合当日、
アメリカンフットボールの日本大と関西学院大の定期戦(6日、東京)で悪質なタックルをした日大の宮川泰介選手が22日、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見を開いたことを受け、日大広報部はコメントを発表した。コメントは次の通り。 ◇ 本日、本学アメリカンフットボール部の宮川泰介選手が、関西学院大学フットボール部との定期戦でルール違反のタックルをし、相手選手にけがを負わせた件につきまして、心境を吐露する会見を行いました。厳しい状況にありながら、あえて会見を行われた気持ちを察するに、心痛む思いです。本学といたしまして、大変申し訳なく思います。 会見全体において、監督が違反プレーを指示したという発言はありませんでしたが、コーチから「1プレー目で(相手の)QBをつぶせ」という言葉があったということは事実です。ただ、これは本学フットボール部においてゲーム前によく使う言葉で、「最初のプレーから思い切って
アメリカンフットボールの日大と関学大の定期戦(6日、東京)で日大の守備選手が関学大の選手に悪質なタックルをして負傷させた問題で、タックルした宮川泰介選手が22日に記者会見したが、東京都世田谷区にある日大の練習場は静まりかえっていた。 練習場に入る部員たちは数人いたが、全体練習をする様子は見られなかった。多くの報道陣が部員に様子を尋ねたが、言葉は少なかった。 多くの部員は、「選手が会見したことについてどう思うか」「練習の予定はあるのか」と尋ねても何も答えなかった。 別の部員も「コーチや監督から何か話はあったか」という質問には何も答えなかったが、「今回の件で部内で話はしたか」「話を控えているのは部長の方針か、決まり事か」などの質問に対しては、「自分の口から答えることはできないです」と繰り返した。
アメリカンフットボールの日本大と関西学院大の定期戦で日大の守備選手が関学大の選手に悪質なタックルをして負傷させた問題で、タックルをした日大の宮川泰介選手(20)が22日、日本記者クラブで記者会見した。会見で配られた陳述書の内容は以下の通り。 ◇ 1 はじめに 平成30年5月6日に調布市のアミノバイタルフィールドで開催された日本大学アメリカンフットボール部と関西学院大学アメリカンフットボール部との定期戦において、私が関学アメフト部のクオーターバックの選手に対してタックルをしてけがをさせてしまった件について、述べさせていただきます。 最初に本件でけがをさせてしまった関学アメフト部のクオーターバックの選手及びそのご家族、関学アメフト部及び関西学院大学関係者の皆様並びに日大アメフト部のチームメイトに対し、この度のことでご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫(わ)び申し上げます。 ただ、本件は、私の独
歌舞伎俳優・四代目市川猿之助さんのサイン、昔の演劇雑誌、壁には明治時代の歌舞伎のプログラム「番付」――。名古屋・伏見の御園座に併設された演劇図書館がこの春、再オープンし、幕あいは観客が集っている。将来は、歌舞伎の初心者向けに講座を開いたり、演劇の制作者向けに相談に乗ったりと、演劇のネットワークを広げる場にしたいという。 建て替えて4月に営業を再開した御園座では、5月27日まで「スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド) ワンピース」が上演中。図書館では、演目に合わせ、主演を務める猿之助さんの著書や貴重な演劇プログラムなどを並べる。 書籍だけでなく、壁には二代目猿之助さんや三代目市川段四郎さんの「押隈(おしぐま)」(隈(くま)取りを布に写し取ったもの)のほか、火災で焼失後、1963年に営業を始めた「御園座会館」のこけら落とし公演の絵看板(手書きのポスター)などが飾られる。 演劇図書館は旧劇場にもあり、御園
名古屋市が名古屋城木造新天守にエレベーター(EV)を設置しない方針を決めたことについて、障害者団体が抗議している。21日には市役所前で、県内の障害者団体でつくる「愛知障害フォーラム」(ADF)のメンバーらが抗議活動をした。ADF事務局長の辻直哉さん(46)に、この問題に抱く思いを聞いた。 ――なぜEVが必要なのでしょうか。 「現在、EVが最も安全に昇降できる手段です。河村たかし市長は『新技術によるバリアフリー』と言うが、具体的な形で示してほしい。それが安全で、みんなと一緒に上がれるものなら同意できます」 ――「みんなと一緒に」が重要ですか。 「そうです。例えば家族みんなで上がれば、途中で会話ができます。でも1人だけ別の手段で上がれば、それができない。ただ上がればいいのではなく、家族や友達と一緒に行動し、わくわくや楽しさを共有するプロセスが大切だと思います」 「小学生が遠足で城を訪れることも
平素より株式会社長野日報社のホームページをご利用いただき、誠にありがとうございます。 このたび、弊社ホームページを2024年4月15日(月)にリニューアルいたしました。 より使いやすいホームページを目指して、デザインとページの構成を見直しました。 これからもコンテンツの拡充を図りつつ、お客様に有益な情報を発信してまいります。 今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
アメリカンフットボールの日本大―関西学院大の定期戦(6日、東京・アミノバイタルフィールド)で日大の選手が悪質なタックルなど反則を繰り返して退場となった問題で22日、この選手自身が記者会見を開くことになった。辞任した内田正人前監督による反則行為の指示があったのかどうかについて、選手本人が何を語るのか注目される。 あの日、私は試合会場にいた。関学オフェンスの最初のプレー。テレビなどで繰り返し流れているシーンだ。私は関学クオーターバック(QB)が投げたボールをカメラで追っていたため、日大の守備選手の反則は見ていなかった。二つ目の反則もボールと関係のない場所だったので見ていない。ただ、立て続けに最も重い15ヤード罰退(陣地の後退)の反則をした選手をベンチに下げないのは変だなと感じていた。そして三つ目。これもボールから離れたところで関学の選手に小競り合いを仕掛け、ヘルメットを殴った。5プレーで三つも
名古屋城木造新天守にエレベーターを設置しないという名古屋市の方針に反対する障害者らが21日、市役所前で抗議集会を開いた。視覚や聴覚に障害がある人を含む約150人が参加し、代表者が抗議文を河村たかし市長に提出した。 参加者は4時間にわたって「(市が代替案とする)新技術でごまかすな」「エレベーターは絶対必要だ」などと訴えた。主催団体の斎藤縣三共同代表(69)は「健常者も含め大きな市民の声にしたい」と話した。 一方、河村氏はこの日の記者会見で、クレーン車を使った新技術を応用して障害者を新天守低層階まで運び上げる案を示した。「なるべく上まで上がれる挑戦をする」と、障害者へ説明を続ける考えを示した。 名古屋市、障害者参加の協議会設置を検討 また、名古屋市は17日の市議会経済水道委員会で、渡辺正則・観光文化交流局長が「障害者への説明不足があった」と述べ、障害者の意見を聴く協議会を設置する検討に入ってい
学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設をめぐり、2015年2月に学園の加計孝太郎理事長が安倍晋三首相と面会した、と学園側から報告を受けたとする内容を、愛媛県職員が文書に記録していたことがわかった。加計氏が学部新設を目指すことを説明し、首相が「新しい獣医大学の考えはいいね」と応じたとの報告内容も記されている。愛媛県は21日、この文書を含む関連の文書計27枚を参院予算委員会に提出した。 これまで安倍首相は、加計氏について「私の地位を利用して何かをなし遂げようとしたことは一度もなく、獣医学部の新設について相談や依頼があったことは一切ない」と答弁している。また、学園の学部新設計画を知ったのは、国家戦略特区諮問会議で学園が学部設置の事業者に決まった17年1月20日、とも説明していた。15年2月の段階で加計氏が話をしたとする文書の内容と、安倍首相の説明は矛盾しており、あらためて説明を求められそうだ
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