家畜伝染病の豚コレラが拡大している問題で、愛知県は29日、新たに同県犬山市塔野地で捕獲された野生イノシシ2頭の感染を確認したと発表した。県内での野生イノシシの感染確認は、これで計4頭になった。すべて犬山市内で見つかっている。 2頭の捕獲場所は、いずれも22日に1例目が発見された場所から北に約5キロの山中。28日午前、獣害対策で猟友会が設置したわなにかかっている1頭を農作業をしていた人が発見。同日午後、すぐ近くの別のわなでもう1頭を地元の猟友会員が見つけた。県の家畜保健衛生所で遺伝子検査し、感染が確定した。 (中日新聞)