便の臭いで腸内解析、健康維持へ 京セラ・サンガ・元日本代表鈴木啓太さんの企業が共同研究 2020年2月26日 14:00 京セラと京都パープルサンガ、元サッカー日本代表の鈴木啓太さんが設立したスタートアップ企業「AuB(オーブ)」(東京都)の3社は25日、都内で会見し、腸内フローラ(細菌の集まり)の解析データを用いてアスリートのパフォーマンス向上や人の健康維持につなげる共同研究契約を結んだ。 AuBはトップ選手の便を解析して腸内フローラと体つきやコンディションの関係性を調べ、サプリメント開発などを行う企業。今回の共同研究でサンガは育成組織のU-18チームの選手を対象に、2カ月に1回採便して検体をAuBに提供する。京セラは自社のセンシング技術を生かして便の臭いで腸内フローラの状況を判別するデバイスを開発し、健康寿命延伸のビジネスモデル構築を目指す。 2016年にJ1浦和で引退したAuBの鈴木