世界的指揮者の小澤征爾さん（８５）が総監督を務める国際音楽祭「セイジ・オザワ松本フェスティバル（ＯＭＦ）」の実行委は１８日、今年のフェスティバルを８月２２日～９月６日に長野県松本市を中心に開催すると発表した。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止したため２年ぶり。 サイトウ・キネン・オーケストラによるコンサートのＡプログラムは８月２８、２９日で、指揮は鈴木雅明さん。スイス出身のシャルル・デュトワさんが指揮するＢプログラムは９月３、５日に上演する。演奏する曲目や他の公演日程などは今後、発表する。

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京都府が独自の大規模接種会場、6月中旬に設置　コロナワクチン、亀岡市と精華町に 2021年5月18日 18:57 新型コロナウイルスの高齢者向けワクチン接種を巡り、京都府の西脇隆俊知事は１８日、府独自の大規模接種会場を府立京都スタジアム（サンガスタジアム京セラ、亀岡市）と府立けいはんなホール（精華町）の２カ所に設けると発表した。６月中旬に設置するが、接種の開始時期は未定という。 使用するワクチンは厚生労働省に承認申請が出ている米モデルナ製となる見込みで、府は両会場合わせて１日最大２４００人の接種を想定する。米ファイザー製を使う市町村の接種とワクチンが異なるため、予約が重複しないように情報共有を図るとした。 ７月中に高齢者の接種完了を目指す政府は、都道府県に大規模接種会場の設置を積極的に検討するよう要請している。西脇知事は「ファイザー製だけではなく、モデルナ製もあれば全体のワクチン供給量が増

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明石家さんま（C）朝日新聞社 お笑いタレントの明石家さんまが15日、パーソナリティーを務めるMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演し、新型コロナウイルスのワクチンを接種しない意向を示したことが大きな反響を呼んでいる。 【写真】さんまだけじゃない！ワクチン接種について語った大御所芸人はこちら さんまは65歳で同学年の女優・浅田美代子からワクチンを接種するか相談の電話がきたことを明かし、「僕は打たないつもり。誰かに回してあげたいと話した。おれは打たないからね」と返答したという。その理由について、「66年間、一回も（ワクチンを打ったことが）ないんですよ。ここでワクチンを打つと体が変わってしまうので」と説明。「打ちたい人は打って。俺らみたいに『打たない』って心に決めた人の分、余ってんねんから。打ちたい人から打ってええと思う」と持論を展開した。 コロナの感染拡大を収束させ、発症後の重症化を防ぐ観点

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新型コロナウイルス感染拡大の中、最前線で働く医療従事者を応援しようと、飯田市鼎名古熊の「飯名水引」の関島文雄店主（７４）が十七日、飯田市役所を訪れ、飯田の伝統工芸・水引で作ったマスクチャーム千個を寄贈した。外出時などでおしゃれのワンポイントとして着用してもらい、少しでも明るい気持ちになってもらいたいとの思いを込めた。...

伊那市高遠町で古くから栽培されてきたトウガラシ「高遠てんとうなんばん」「芝平（しびら）なんばん」の生産者らが、七味唐辛子の開発を計画している。二品種とも昨年、県の制度「信州の伝統野菜」に選定された。名物の高遠そばの味を引き立てる薬味として、今秋の発売を目指す。...

愛知県で予約が始まった新型コロナウイルスワクチンの大規模接種。集団接種、個別接種との違いや注意点をおさらいしたい。（戸川祐馬） Ａ　集団、個別接種は、市町村が接種券の発送や予約業務を担当する。当初は体育館などで行う集団接種が想定されたが、「かかりつけ医に打ってもらう方が安心できる」といった住民の声を受け、診療所や病院で打つ個別接種も認められた。併用している場合、住民がどちらか選べる。 今回、愛知県で予約が始まった大規模接種は県が会場を運営し、周辺市町の住民に接種を実施する。対象の住民は集団、個別、大規模と最大三つの選択肢がある。会場は名古屋空港ターミナルビルと藤田医科大の二カ所あり、大村秀章知事は「あと何カ所か増やしたい」と話している。

新型コロナウイルスのワクチン接種を６５歳以上の人に公共施設で行う「集団接種」の予約が２０日、京都市内で始まる。全国の自治体では、電話のつながらなかった高齢者が役所に殺到して「密」状態になるケースもあり、市が警戒を強めている。

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親子向け 観察会や田植え予定 魚津水族館（魚津市三ケ）は、地元の農事組合法人「かがやき営農組合」の協力で同館近くの水田跡を改修し、水田の生き物を観察する「ミッケビオトープ」を造った。近く水田部分に田植えし、少しずつビオトープ内に生き物が増えていく様子を観察できるようにする。環境学習にも活用する。　（松本芳孝） ビオトープは三角形の約二百平方メートル。東側半分は水深二五センチほどの浅い池にし、西側半分は水田にした。土地は地域住民が無償で貸し、池の造成、水田の整備は営農組合が担った。水田には県のブランド米「富富富」を植え、無農薬、無肥料で栽培する。「ミッケ」の名は「生き物（を）見っけ（る）」と地名の三ケから取った。 三月上旬ごろ、同館近くに住む元下中島地域振興会長の松原勇さんから「地区の振興のため協力できることはないか」との申し入れが同館にあった。館側が「館の近くに水田ビオトープを造りたい」と

七尾市能登島長崎町で里山里海の保全などに取り組む住民団体「能登島自然の里ながさき」が、みそや魚の干物などを作る加工場の整備を進めている。海水を釜で炊き上げる昔ながらの製法で作る塩が人気を呼び、塩を生かした加工品の製造に乗り出す。「活動を次世代に引き継ぎ、集落を存続させたい」と、加工場完成に必要な資金の一部をクラウドファンディング（インターネットでの資金調達）で募っている。　（稲垣達成） 七尾湾を望むかやぶき屋根の小屋。中では大小四つの釜が並び、湯気が立ちこめる。「いい塩ができたわ」。団体代表の源内伸秀さん（５９）が煮立てた海水に網を入れると、真っ白な塩の結晶が現れた。「微妙な火加減が難しくて。海水が同じでも作る人が違えば味も違う」 団体によると、能登島長崎町では昔から塩作りが盛んだったが、一九一一年の塩田整理で途絶えた。戦後、同町在住で二〇一七年に百歳で亡くなった中山武男さんがかつての塩作

新型コロナウイルスの感染拡大が国内で始まった昨年から、金沢市尾張町の金沢蓄音器館にレコードの寄贈が増えている。中には、戦前に発売された珍しいＳＰレコードも。八日市屋（ようかいちや）典之館長（７０）は「家にいる時間が増えて物を整理する人が増えているのでは。貴重な品々なのでありがたい」と話す。　（西浦梓司） 昨年四月から今年四月までに、県内外の二十三人から計約七百枚のレコードが寄せられた。「家を整理していたらレコードが出てきたので寄付したい」「売ればどれくらいの値段になるのか」。昨春から増え始めた問い合わせの内容はさまざまだ。 寄付されたレコードには、今では市場に出回らないものもある。子ども向けに製作された童謡のレコードは、両面に金太郎や一寸法師の絵がカラーで描かれた貴重な一品。回転を遅くすることで収録時間を長くした「長時間レコード」には、長唄の勧進帳が録音されている。四月に寄贈されたレコード

新型コロナウイルスのワクチン接種を受ける高齢者（左）＝１７日午後、浜松市東区の「のずえ内科・呼吸器クリニック」で 浜松市は十七日、新型コロナウイルスのワクチンについて、七十五〜七十九歳分の接種券を六月四日に発送すると発表した。集団接種の会場について、二十二日に始める市内の商業施設二カ所に加え、五月末以降は六カ所増やして対応する計画も明らかにした。集団接種会場の予約を十八日午前九時から再開する。　（渡辺真由子） 市によると、二十二日から集団接種の会場となるのはイオンモール浜松市野（東区）と同浜松志都呂（西区）。五月三十一日から、佐久間歴史と民話の郷会館（天竜区）で月曜と木曜に開設。六月五日からは、ザザシティ浜松（中区）と東部保健福祉センター（南区）、細江健康センター（北区）、はまきたプラザホテル（浜北区）、天竜保健福祉センター（天竜区）で土日に開設する。浜北区では当初、浜北保健センターを予定

県内で十七日、新たに二十九人の新型コロナウイルス感染が明らかになった。三十人を下回るのは十日以来七日ぶりだが、いなべ市の家族四人は一緒に県内でバーベキューをした親族の感染が分かったため検査対象となった。県は感染力が強いとされる変異株の広がりを受けて、「密閉・密集・密接」の三つの密がそろっていない場面でも感染に注意するよう呼び掛けている。 県によると、この家族は九日、県外に住む親族を含む計六人でバーベキューをした。親族一人の感染判明後、家族側から保健所へ連絡したという。バーベキュー参加者五人の感染が確認されたが、県はクラスター（感染者集団）とは認定していない。

新型コロナウイルス患者の急増に伴い、県内の新型コロナ病床使用率が急上昇している。県が十七日発表した割合は６８・２％（十六日現在）と、第三波のピークを上回り過去最高となった。医療機関の負担増に直結する重症者数も十九人と過去最多に並んでおり、県は「危機的な状況」として、満床となった場合のシナリオの策定を急いでいる。 第三波のピークは一月二十一日の６５・８％。当時の病床数は六百二十五床で、入院者数は四百人強だった。その後、県は医療機関と調整して百床以上増やし、現在は七百三十九床。しかし入院者数は急増し、今月九日に四百人を突破すると、十六日時点で五百四人に上った。病床使用...

大勢のレジャー客でにぎわってきた揖斐川町瑞岩寺の「粕川オートキャンプ場」が、キャンプとバーベキューでの利用を禁止した。管理する町によると、利用マナーの低下が続く中、県外からの利用客がコロナ禍の中で増加。住民の不安も募っているとして、火の使用や宿泊を永続的にできないようにした。今後は、散策や川遊びをする「河川公園」として利用を促す。

弥富市の愛知黎明（れいめい）高校は、六月五日から同市保健センターで始まる新型コロナウイルスワクチンの集団接種を手伝うボランティアとして、看護を学ぶ生徒たちの派遣を決めた。貴重な人員として接種をサポートする生徒たちは「自分たちが頼られるほど、コロナの感染拡大は深刻な状況。学んだ知識を使い、少しでも力になりたい」と意気込んでいる。 市によると、看護を学ぶ生徒や学生の協力を得て、集団接種を行うのは全国でも珍しいという。人手不足解消につなげるだけでなく、コロナ禍で実習が難しい生徒たちにとっても、現場で対人業務の経験を積み、やりがいを感じる機会になるとして、市が同校に派遣を依頼していた。

六十五歳以上の高齢者に対する優先接種用の新型コロナウイルスワクチンについて、国から県内市町村への割り当てが六月第一週までに、全体の約六割に当たる百十五万四千四百人分となることが、県のまとめで分かった。六月末までには対象となる約百九十万人分が供給される見通しで、ほとんどの市町村が七月末までに高齢者向け接種を終えることを目指している。 国から各市町村に個別に配分されるワクチンは米製薬大手ファイザー製で、各市町村の高齢者人口に合わせて割当枠が決まっており、自治体からの希望も加味されている。供給が始まった四月上旬から五月三日の週までは、県内で計十二万七千七百二十五人分しか配られず、少ない接種枠に予約...

新型コロナワクチンの大規模接種センターの予約受け付けが始まった。六十五歳以上が対象だが、ネットに不慣れな高齢者の不安は非常に強い。接種漏れを防ぐには、世代を超えた協力が必要だ。 今回順次予約が始まったのは首都圏四都県と関西三府県で、自衛隊が運営する。大規模接種は愛知や群馬でも自治体主導で始まる予定で、スムーズな運営は全国的課題でもある。