宇宙の謎を解き明かすための超大型観測装置「ハイパーカミオカンデ」の着工記念式典が28日、岐阜県飛騨市神岡町の建設地であり、参加者が建設工事の安全を願うとともに、素粒子ニュートリノの観測を通じた現代物理学の課題解決を期待した。2027年の観測開始を目指す。 ハイパーカミオカンデは、同市で稼働中のス...
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碧南市音羽町の藤井達吉現代美術館を拠点に、市民有志らが情報誌「ZINE(ジン)」を作っている。今春の創刊号は、地元出身の工芸家藤井や街の魅力がふんだんに盛り込まれている。木本文平館長(70)は「既成概念を超えた表現を追い求めた藤井の精神を踏襲した出来栄え。自由奔放で面白い雑誌だ」と話す。 (福沢和義)...
平素より株式会社長野日報社のホームページをご利用いただき、誠にありがとうございます。 このたび、弊社ホームページを2024年4月15日(月)にリニューアルいたしました。 より使いやすいホームページを目指して、デザインとページの構成を見直しました。 これからもコンテンツの拡充を図りつつ、お客様に有益な情報を発信してまいります。 今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
【津】三重県津市の旧相生町自治会に市役所が便宜を図っていたとされる問題で、市の調査チームは27日、最終報告書を市に提出した。元相生町自治会長の田邊哲司被告(61)=詐欺罪で起訴=からの不当要求に組織的に対応する備えを怠っていたとし「組織のトップである市長に責任がある」と指摘した。 提出された最終報告書は全20ページ。田邊被告が相生町自治会長に就任した平成25年以降、市職員の不適切な関わりを時系列にまとめた。調査から判明した市役所の問題点や背景も明記した。 報告書は前葉泰幸市長の責任について「幹部職員に任せてしまい、市役所全体で対処するための機構的な備えを怠ってきた」「市役所が違法かつ不当な要求に対する機構的な備えを怠ってきた」などと指摘した。 盆野明弘副市長は「幹部職員らの悩みを共通の課題として把握した上で、組織として対応」することができていなかったとし、部下の管理監督責任や事務方トップと
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コロナ禍で衛生への意識が高まっている。愛知県清須市で、自動車部品の金型を主に作る「エムエス製作所」が、パソコンのキーボードを使う人ごとにラップフィルムで覆う「TOUCH WRAP(タッチラップ)」を手がけた。院内感染の対策が急務な医療現場で試験を重ねている。 タッチラップは、35×55センチほどの樹脂製の板の台の両端に金具を取り付け、ラップフィルムを巻き取るローラーをセットできるようにしたもの。昨年12月に発表した。 左右どちらかの端にラップフィルムを付け、料理のときに皿を覆う要領で、フィルムでキーボードを覆うだけ。使い終わったラップは、もう片方の端にあるローラーで巻き取る。キーボードを覆っていたフィルムは内側に巻き取られていくように工夫されていて、巻き取る際に、人の手が触れたフィルム面を触ることはない。 医療現場では、様々な人がパソコンを使って電子カルテの情報を打ち込んでいくため、キーボ
美濃焼タイルブランド「七窯社」を展開する鈴研.陶業(岐阜県多治見市高田町、鈴木耕二代表)は、テレビアニメ「やくならマグカップも」(やくも)にちなんだアクセサリーを発売した。 伝統的なタイルの新しい楽しみ方として、オリジナルのアクセサリーを展開してきたが、今回はアニメの世界観を表現した。 やくも...
県は27日、市町村の新型コロナウイルスワクチン接種を担う人材確保に向け、県医師会、県歯科医師会、県薬剤師会、県看護協会の医療関係4団体と連携して「県ワクチン接種支援チーム」を立ち上げると発表した。28日から医療従事者を募り、担い手不足に直面する市町村に派遣する。阿部守一知事と4団体の代表者が27日…
カフェの建設地で、大仏のポーズをしてカフェ構想をPRする渡辺功一さん(中)、関本尚彦さん(右)、福岡経さん=高岡市定塚町で 高岡大仏を眺めながら、ほっとできるカフェをつくりたい−。高岡市の高岡大仏横で九月下旬にカフェ「amida coffee(アミダコーヒー)」の開店を目指すプロジェクトを進める会社がカフェの内装費用の一部をクラウドファンディングで募っている。 プロジェクトリーダーとして、カフェの運営を担当する会社「amida coffee」を立ち上げたのは高岡、砺波、南砺の三市でカフェ「19HITOYASUMI」を展開している渡辺功一さん(42)。「大仏を参拝した人が自家焙煎(ばいせん)コーヒーを飲んで一休みしながら、いい思い出をつくれる場所にしたい」と、構想を思い描く。
富山市は二十七日、市役所正面玄関前にベンチ二基を新設した。徒歩での移動を推奨する「とほ活」政策の一環。 市は環境問題や高齢化を見据えて、同政策で徒歩や公共交通機関の利用を促進しており、街中のベンチ整備を進めている。市のまちづくりに賛同した日本たばこ産業(JT)が、ベンチの設置費用を助成した。 同日、市役所前でベンチの除幕式があり、藤井裕久市長やJTの関係者がお披露目した。藤井市長は「歩いて暮らせるライフスタイルは、街中ににぎわいをもたらす。今後も『とほ活』を推進していきたい」と話した。ベンチは今後、富山城址公園にも置かれる予定。 (山岸弓華) <ユースクが調べます!> 北陸中日新聞「Your Scoop(ユースク)~みんなの取材班」は、無料通信アプリLINE(ライン)でつながった皆さんからの暮らしの疑問や困りごとを記者がとことん掘り下げ、疑問の解消や社会・地域課題の解決を目指します。事件事
加州清光の名跡で知られる江戸時代前期の刀工、六代目藤原長兵衛清光(ちょうべえきよみつ)(生年不詳〜1687年)の作とみられるなぎなた一振りが、白山市若宮の若宮八幡宮で約100年ぶりに見つかった。六代目藤原長兵衛作のなぎなたは希少で、全国に数点しか現存していない。25日から3日間行われた、同神社の春祭りに合わせて、公開された。(吉田拓海) なぎなたの根元には、「金澤住藤原清光作」の銘が刻まれており、一六七〇年前後の作とみられる。長さは四五・五センチで、六代目藤原長兵衛作の作としては珍しい刃文(はもん)が波打つ「乱刃(みだれば)」が美しく輝く。木箱には、一九一〇(明治四十三)年、松任地域に住む別の刀工がなぎなたを奉納したことが書かれている。 日本美術刀剣保存協会の小浦(おうら)宗五郎さん(70)=金沢市三ツ屋町=が刀剣に関する史料調査に同神社を訪れ、木箱に入ったなぎなたを見つけた。表面のさびの
老舗酒蔵や日本百景のリアス海岸・九十九(つくも)湾、プラネタリウムといった能登町の観光地の「音」にこだわって収録し、臨場感あふれる「音」を主役にした三本の動画がインターネットで公開された。日常の風景や作業などの中から、心地よい音や脳を刺激する音を集めた「ASMR(エーエスエムアール)」と呼ばれる動画の一つ。制作したインターネット関連会社「エイシス」(東京)の担当者は「自宅でも能登を訪れた気分を味わって」と話している。(加藤豊大) 一八六八年創業の松波酒造(松波)が舞台の動画では、酒蔵作業場の写真を基にしたイラストを背景に、現地で実際に収録した和釜で米を蒸す耳なじみの良い音が楽しめる。九十九湾(越坂(おっさか))の遊歩道の動画は打ち付ける波の音が、県柳田星の観察館「満天星」(上町)のプラネタリウムのものは学芸員が星空を解説する声がそれぞれ流れる。いずれも長さは約一時間。
明治維新の廃仏毀釈(きしゃく)まで諏訪大社に付属していた「神宮寺」に由来する仏像を、守り受け継いできた諏訪地域の寺院で一斉に公開する催しが、大社と各寺院の協力で来秋実現する。プロジェクト名は「諏訪信仰と仏たち」。約百五十年前に引き裂かれた神と仏。関係者は、神社と寺院が再び手を携えることを「感慨深く有意義」としている。(倉形友理) 日本では神仏習合の考え方が根付き、大社の上社下社それぞれに神宮寺があった。一八六八(慶応四)年の神仏判然令により神宮寺は廃止され、諏訪では上社神宮寺五重塔などの文化財が失われた。一方で、破壊を免れた仏像や仏具といった仏教美術品も数多くあった。一斉公開は、諏訪信仰の多...
大桑村は、村内の「のぞきど森林公園」などで見られる村花シャクナゲをデザインした「マンホールカード」を村役場で無料配布している。愛好者らに人気で、一カ月で既に八百枚ほど配ったという。 マンホールカードは、下水道関連の団体などでつくる「下水道広報プラットホーム」が、下水道PRのために自治体とともに二〇一六年から発行。全国で作られ、コレクターが現れるなど人気になっている。 大桑村は今回が初めての制作で、二千枚を用意した。シャクナゲの緑色の葉と初夏に咲くピンクの花を描いたマンホールの写真と、実際にマンホールふたがある長野浄化センター前の座標を記載。デザインの由来や村の景勝地「阿寺渓谷」の紹介も載せた...
愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造事件で、地方自治法違反(署名偽造)の疑いで逮捕されたリコール活動団体事務局長の田中孝博容疑者(59)が、名古屋市の広告関連会社にアルバイトによる名簿の書き写し作業を依頼する際、「自分の後援会名簿の人たちがリコールの会を応援してくれている。コロナ禍で集まれず、同意をもらっているので代筆してほしい」との趣旨を話していたことが関係者への取材で分かった。
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