【元旦午前0時から頒布する「つり上げ守り」=鈴鹿市稲生西2丁目の伊奈冨神社で】 【鈴鹿】三重県鈴鹿市稲生西二丁目の伊奈冨神社で27日、元旦から頒布する釣り具のルアーを模した「つり上げ守り」のおはらいをした。 元旦午前0時から授与所でのみ授かることができる。一体5千円。頒布数は非公表。 つり上げ守りは、ネズミをモチーフにしたオリジナルデザイン。県産ヒノキ製で全長6センチ、厚さ2センチの大きさ。「広くそれぞれの幸福や運気、業績などをつり上げるように」と、釣り具のルアー職人として全国的に活躍するオリジナルブランド「CHEST114」の杉原康太郎さん(40)=同市上田町=が一点ずつ手作りした。 おはらいを受けた材料を使って、約2カ月かけて制作するという。 平成28年から頒布が始まり、年ごとに色味が違う。令和五年はつや消しの白色。 杉原さんは「新しい日常が戻りつつある中、まっさらな気持ちで一年を過ご