歌人や武将など歴史上の人物の書から、時代の特徴などを感じてもらう特別展「人と書~日本の書の息吹~」が、春日井市松河戸町5の道風記念館で開かれている。10月29日までで、前期と後期で一部作品を入れ替え、平安時代から現代までの計65点を展示する。 展示品は全て、同記念館顧問で日本書史・古筆学研究家の古谷稔さん(82)が、20代のころから論文の作成などのために60年ほどかけて集めたコレクション。これまであまり表に出してこなかったが、これまでの集大成とも言える本を出版したことから同館に展示を提案したという。...