トリエンナーレ訴訟の最高裁判断を受けて臨時記者会見で「不当だ」と述べる名古屋市の河村たかし市長=市役所で2024年3月7日午後3時45分、川瀬慎一朗撮影 愛知県の大村秀章知事が会長を務める芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」実行委員会が名古屋市に未払いの負担金を支払うよう求めた訴訟で、名古屋市の敗訴が確定したのを受け、会長代行の河村たかし市長は7日の臨時記者会見で「市長の税の使い方の裁量権について何も判断していない。強い政治性を帯びた展示内容でも市長は何も言えないの…
トリエンナーレ訴訟の最高裁判断を受けて臨時記者会見で「不当だ」と述べる名古屋市の河村たかし市長=市役所で2024年3月7日午後3時45分、川瀬慎一朗撮影 愛知県の大村秀章知事が会長を務める芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」実行委員会が名古屋市に未払いの負担金を支払うよう求めた訴訟で、名古屋市の敗訴が確定したのを受け、会長代行の河村たかし市長は7日の臨時記者会見で「市長の税の使い方の裁量権について何も判断していない。強い政治性を帯びた展示内容でも市長は何も言えないの…
元総務相で経済学者・竹中平蔵氏(72)が8日放送のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演。最大震度7を観測した石川県の能登半島地震を受け、政府に提言する場面があった。 能登半島地震は8日で発生から1週間となった。8日午前9時時点で、県内の死者は161人、連絡の取れない安否不明者は103人。避難者は2万9000人近くに上る。県は被災者を県内外のホテルや旅館などに移す「2次避難」を本格化。被災地では雪が積もり、二次被害の発生や、被災者の間での感染症拡大に懸念が強まっている。 この件について、竹中氏は「災害救助法というの法律があって、それの主体は県なんですよね。知事が“こういう風にしてくれ”と言う部分については尊重しないといけないと思うんです。ただ、行政がちゃんとやってくれるかっていう信頼感の問題もあって。やっぱり、そこは助けにいかないといけない部分はある
河村たかし名古屋市長が率いる地域政党「減税日本」に所属する村瀬貴代美市議は26日、同党を離党する意向を明らかにした。同党内では、河村市長が作家の百田尚樹氏が代表を務める日本保守党と特別友党関係を結んだことについて、批判の声が出ていた。村瀬氏は「河村氏が独断で物事を進め、愛想が尽きた。共に活動することに限界を感じた」とコメントしている。 村瀬氏は1期目で、同日に離党届を党に提出した。今後は1人会派を結成し、無所属で活動するという。離党理由を「党内で何の議論もないまま特別友党関係を締結することは、政治集団としてガバナンスが欠如している」などとしている。離党届について、同党の広沢一郎副代表は取材に「対応を検討中」と話した。
減税日本の支持者らを前に演説する日本保守党の百田尚樹代表(左)と共同代表の河村たかし名古屋市長=名古屋市東区で2023年10月23日午後8時0分、川瀬慎一朗撮影 河村たかし名古屋市長が率いる地域政党「減税日本」は23日、名古屋市内で政治資金パーティーを開いた。減税日本は作家の百田尚樹氏が代表を務める「日本保守党」と特別友党関係を締結し、河村市長は共同代表に就いたが、知らされていなかった減税所属の名古屋市議の一部がこれに反発。百田氏も参加したこの日のパーティーに欠席するなど党内に不協和音が生じている。 日本保守党は17日、百田、河村両氏が東京都内で記者会見し、重点政策などを発表した。政策の中には、河村市長が進める名古屋城天守閣の木造復元や地方減税の全国推進などを盛り込む一方、皇室典範や憲法9条、LGBT理解増進法の改正なども掲げ、他の政党関係者からは「政策が右寄りで減税議員の中には党を抜ける
愛知県の大村秀章知事のリコール運動で、共に記者会見する河村たかし名古屋市長(右から2人目)と百田尚樹氏(右端)=名古屋市中区で2020年9月25日午後5時42分、太田敦子撮影 地域政党「減税日本」の代表を務める名古屋市の河村たかし市長が17日、作家の百田尚樹氏らが立ち上げた日本保守党と特別友党関係を締結したと明らかにした。河村氏の狙いはどこにあるのか。愛知の政党関係者からは「減税の国政進出への足がかりを作った」「次期衆院選の脅威になる」との声も聞かれた。 会見した河村、百田両氏らによると、日本保守党は百田氏が代表、河村氏が共同代表の体制で17日から活動をスタートした。百田氏は6月ごろから新党の立ち上げを模索していたといい、百田氏と共に活動するジャーナリストの有本香氏が河村氏と連絡を取り、協議を続けてきたという。 重点政策では、皇室典範や憲法9条の改正のほか、名古屋城天守閣の木造復元完遂や地
コンビニ交付の未実施について聞かれ、「奥さんが(平日に)区役所行けば取れる」と発言した名古屋市の河村たかし市長=名古屋市役所で2023年10月16日午前10時43分、川瀬慎一朗撮影 マイナンバーカードを使った証明書交付サービスを巡り、名古屋市が「コンビニ交付」を実施していないことについて、河村たかし市長は16日の定例記者会見で「(平日に)取ろうと思えば奥さんぐらいが区役所行けば取れます」と発言した。「男は仕事、女は家庭」という「性別役割分業意識」に基づく発言と捉えられかねず、河村氏は会見の途中で「誤解を生む」として発言を取り消した。 記者が「コンビニ交付ができれば、会社を休まなくても、ほしい書類を取れる人がいるのでは」と質問したことに答えた。続けて「シングルマザーで仕事が休めないような人にどう説明するか」と聞かれると、「国が悪い」と述べた。
名古屋市教育委員会が復帰を決めた「県民の日学校ホリデー」制度について「私は反対だ」と述べる河村たかし市長=市役所で2023年9月25日午後2時、川瀬慎一朗撮影 愛知県が創設した11月27日の「あいち県民の日」に合わせ、学校が休みとなる制度の活用を巡り、名古屋市が迷走している。市教育委員会が制度を活用して休校日を決めたところ、河村たかし市長が「名古屋市は県の植民地ですか」などと主張し、市教委は制度からの離脱を決めた。しかしわずか2週間後、市教委の坪田知広教育長は市議会委員会で「最初の判断を貫く」として河村市長の意向と異なる判断を表明。11月24日の休校は当初の通り、あくまで県の制度に基づく休みとした。 休校の決定権は学校教育法施行令に基づき教委側にある。市長が異議を唱えたことについて、25日の市議会委員会では一部市議から「外形的に政治権力の介入と思われる」との声も上がるなど紛糾した。
名古屋市議らから実効性のある検証などを求める書面を受け取る河村たかし市長(左端)=市役所で2023年7月4日午前11時30分、川瀬慎一朗撮影 木造復元を目指す名古屋城天守閣のバリアフリー化を巡る市民討論会で差別発言があった問題で、市は近く、第三者の有識者を交えた検証チームを発足させる。市によると、検証には1年ほどかかる見通しだ。ただ、検証の間は木造復元計画の手続きをストップするため、計画の遅れは必至となっている。 検証チームの設置は、市が6月29日の市議会総務環境委員会で明らかにした。 差別発言は6月3日の市民討論会で、一部参加者から車いす利用者に対してあった。参加者同士が言い争う事態となり、市職員は言葉を挟んだものの制止できなかった。市や同席していた河村たかし市長の対応に市議会で批判が集中。複数の障害者団体などでつくる「名古屋城木造天守にエレベーター設置を実現する実行委員会」は第三者検証
障害者施策を議論する名古屋市の協議会が16日に開かれ、名古屋城のバリアフリー化を巡る市民討論会での差別発言問題を議論した。協議会委員の学識者や障害者団体メンバーからは差別発言を制止できなかった市への批判が相次いだ。 協議会は年に2~3回開催される。今回は市が策定する障害者基本計画などを議論する予定だったが、3日の市民討論会で一部参加者が車いす利用者に対する差別発言をしたことを受け、急きょ内容を変更した。 問題となった市民討論会を巡っては、市が事前に無作為抽出による市民アンケートを実施。回答者の中で希望した人が参加していた。
東京都は3日、性暴力や虐待の被害に遭った若年女性らの支援事業を都から受託している一般社団法人「Colabo(コラボ)」の会計報告について、事業経費として認められない支出が計約192万円分あったと発表した。ただし、それ以外の必要な経費の合計額が2713万円に上り、支払い済みの委託料の上限(2600万…
当選が確実となった大村秀章氏(中央)とともに万歳する多くの支援者=名古屋市中区で2023年2月5日午後8時3分、兵藤公治撮影 5日に投開票された愛知県知事選は、共産を除くオール与党体制の手厚い支援を受けた現職の大村秀章氏(62)が新人5人を退けて4選を確実にした。6人が乱立した選挙は、大村氏が組織力に物をいわせた“物量作戦”で他候補を圧倒した。 「皆の力で当選を果たせた。心からお礼を申し上げたい。率直にありがたく、うれしい気持ちでいっぱい」 午後8時過ぎ、早々に当選確実の一報を受け、喜びを語る大村氏の周囲には祝福に駆けつけた多数の現職国会議員、県内自治体の首長、議員の姿があった。
当選が確実となり記念のフラワーパネルを受け取る大村秀章氏(中央)=名古屋市中区で2023年2月5日午後8時13分、兵藤公治撮影 愛知県知事選は現職の大村秀章氏(62)が圧倒的な大差で4選を決めた。だが、投票率は今回も40%に届かず、多くの有権者が棄権した。現職に対し、5人もの新人が異を唱えて立候補するのは初のケースでもあった。大村氏は信任を得たと慢心することなく、声なき声に耳を傾けることが必要だ。 選挙戦は3期12年の大村県政の評価が最大の争点となった。しかし、候補の多くは、芸術祭「あいちトリエンナーレ」を巡る大村氏の対応への批判や新型コロナウイルスワクチンの是非などを強調したため、大村氏の政策全般の是非にまで議論は広がらなかった。 自民党を離党した元衆院議員の大村氏は2011年、既成政党との対決姿勢を明確にして初当選した。その後は一転し、オール与党体制の支援を受けて当選を重ねてきた。大き
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