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量子コンピュータに関するmikurinsのブックマーク (6)

  • 人工知能の発展に量子コンピュータが不可欠な理由

    Googleが2015年12月に「既存のコンピュータに比べて1億倍高速」と発表して以来、カナダD-Wave Systemsが開発する「量子アニーリング型」の量子コンピュータへの注目が高まっている。この量子コンピュータとはどんなもので、何の役に立つのか。なるべく平易に解説したい。 記者は日経コンピュータの2014年4月17日号で「驚愕の量子コンピュータ」という記事を書き(ITproにも転載している)、量子アニーリング型の量子コンピュータの仕組みについて詳しく解説した。ただこの記事に対しては「難しい」という率直な感想も頂いているので、今回は例えなどを交えながら、「中身」ではなく「価値」を理解していただけるような記述を目指したい。 まず最初にお断りをしておくと、「量子アニーリング型」の量子コンピュータは、先に開発が進められていた「量子ゲート型」の量子コンピュータとは全くの別物だ。2013年以前

    人工知能の発展に量子コンピュータが不可欠な理由
    mikurins
    mikurins 2016/01/06
    「弾道計算したいなら実際に撃って測ればいいじゃん」の勢いで「量子力学的な現象に置き換えて実際に試す実験装置」という解説か。そうそう(笑)
  • [量子コンピュータ2]宇宙一冷たい場所で動く

    D-Waveの量子コンピュータは、我々が現在使っているコンピュータ(古典的コンピュータ)とも、長年研究されてきた従来型量子コンピュータ(量子ゲート方式)とも、全く異なる仕組みで動く。どのようなものなのか、5ステップで解説しよう。 STEP 1:どんなハードウエアか 1台10億円とも言われるD-Waveマシンのハードウエアを見てみよう(図1)。筐体はサーバーラックのような外観をしている。筐体内には銀色に輝く筒状の「希釈冷凍機」があり、冷凍機のさらに内側に、D-Waveマシンの心臓部である超伝導回路が納められている。

    [量子コンピュータ2]宇宙一冷たい場所で動く
  • [量子コンピュータ3]これが量子アニーリングの正体だ

    D-Waveマシンの中で「量子力学の焼きなまし現象」、つまりは量子アニーリングがどのように実行されるのか。実際の実験の様子を説明しよう(図1)。 まず、解きたい組み合わせ最適化問題に合わせて、3次元イジングモデルにおけるスピン間の相互作用を設定する。これは従来型コンピュータにおけるプログラミングに相当する。 次に、スピン間の相互作用の強さをゼロにすると同時に、3次元イジングモデルに「横磁場」を加える。実際の操作としては、超伝導回路に対して特殊な電流を流す(1の状態)。 横磁場を加えると、スピンの向きは上向きと下向きが「重ね合わせて存在する」という状態になる。「重ね合わせ」とは量子力学の現象の一つだ。この場合は、スピンが「上向きか下向きかどちらか分からないが、測定するとどちらかに定まるという状態」(東工大の西森教授)である。 続けて横磁場をゆっくり弱くすると同時に、スピン間の相互作用をゆっく

    [量子コンピュータ3]これが量子アニーリングの正体だ
  • [量子コンピュータ1]突然商用化した夢のマシン

    実現は遠い未来のことだと考えられていた「量子コンピュータ」。それが突然、従来とは異なる方式で実現した。カナダD-Wave Systemsが開発し、米グーグルや米航空宇宙局(NASA)が導入した量子コンピュータ「D-Wave」だ。 D-Waveが期待通りの性能を出すことができれば、現在のビッグデータ活用が子供の遊びに思えてくるほどの、計り知れないビジネス上のインパクトがもたらされる。そんなD-Waveに、日の研究や技術が大きく寄与していたことを知っているだろうか。 それだけではない。現在、日の国立情報学研究所(NII)が、D-Waveのさらに上を行く日独自の量子コンピュータの開発を進めている。 次なるIT革命の中心地は、実は日だ。知られざる量子コンピュータの真の姿に迫る。 米航空宇宙局(NASA)や米グーグルが、熱い視線を注ぐ日人研究者がいる。彼が生み出した理論が、「量子コンピュー

    [量子コンピュータ1]突然商用化した夢のマシン
    mikurins
    mikurins 2014/05/19
    正しくは「コンピュータ」ではなく最適化問題を解く専用装置。だけど、その専用機があるだけで「すごい応用が可能」というところが重要だね。
  • D-Waveの量子コンピュータは本物か? ---その基礎理論を考案した日本人科学者に聞く(小林 雅一) @gendai_biz

    グーグルが先月、研究開発用に導入したD-Wave Systems社(社カナダ)製の量子コンピュータ。前々回のコラムでも紹介したように、これが当の量子コンピュータなのかどうかは、まだ評価が定まっていない。 グーグルの発表後、僅か1、2週間の間にも、D-Waveが公開した実験データに対し、同社に懐疑的な研究者たちが「これは量子コンピュータではない」と反論し、それに対しD-Waveが逆に反論するなど、議論は紛糾している。それにしても、何故これほど揉めるのか? 量子力学の原理を計算に応用 その説明に入る前に、量子コンピュータとは何であるかを、もう一度簡単に説明しておこう。量子コンピュータとは、原子核や電子、素粒子のようなミクロ世界を支配する「量子力学」の基原理に基づく、画期的なコンピュータだ。 予め断わっておくと、現在、私たちが使っているパソコンのような普通のコンピュータにも、ある意味で量

    D-Waveの量子コンピュータは本物か? ---その基礎理論を考案した日本人科学者に聞く(小林 雅一) @gendai_biz
    mikurins
    mikurins 2014/04/22
    量子ゲートできたよ~って話ではなかったか。限定的とはいえ演算に使えるのは興味深いけど「量子」と名前がつくだけですごいインパクトだなぁ
  • シュレーディンガー猫状態光パルスの量子テレポーテーションに成功 | スラド サイエンス

    東大が、「シュレーディンガー状態光パルスの量子テレポーテーションに成功」と発表した (東大による記者発表、詳細の PDF) 。 日刊工業新聞の記事で簡潔にまとめられているが、東大の古澤明教授らは「2 つの状態が同時に存在しており、観測した時点でどちらかの状態に決定される」という状態 (シュレーディンガー状態) を「位相が反転した光のパルスの重ね合わせ」として実現。これを「量子もつれ状態にある 2 つの光ビーム」を用い、片方への測定がもう片方へ及ぶことを用いて光パルスを伝送した。 シュレーディンガー状態はそれを観測してしまうと状態が決定されていまい、その性質が失われてしまう。しかし、量子もつれ状態の光ビームを利用する観測では、測定が間接的に行われるため、シュレーディンガーの状態を失わずに伝送が可能となる。「この成果は、量子力学基礎の検証という意味ばかりでなく、量子情報通信・量子コンピ

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