4月にうちの部署に入ってきた女の子がすごく社交的で、びっくりしている。 朝出勤すると「○○さん、おはようございます!」 というのは当たり前で、夕方くらいになると「今日は○○さんと一言もまだ話せてなくて、寂しいです!」とか言ってくる。 媚を売ってるとか、打算的にじゃなくて、本当に純粋にそう思って言ってるみたい。 歓迎会で話してみると、基本的な人間に対する認識が自分と違うことを知った。 その子はまず、人間とは「皆いい人だ」という前提があるらしい。話をすれば分かるし、会話すれば通じるはずだと思ってる。 嫌なやつどうするの?と聞いたら、「嫌なやつフォルダに入れる」らしい。そこで初めて警戒する人間と認識するのだと。 おれは人見知りなほうなので、この子と逆で、基本的に全ての人間は「嫌なやつフォルダ」に入れている。 色々話して信頼するに足る人間だと認識すると、フォルダの中から取り出して「信頼できる人一覧
ある日のこと、知り合いの家でちょっとした集まりがあり、みんなで昼食を食べることになった。知り合いが用意した料理をテーブルに並べ、「サラダに味つけしておいて」と言われた僕は、レタスやきゅうりが入ったボウルに塩をふり、オリーブオイルをかけて混ぜようとした、そのとき。そばにいた旧知の料理人がひと言。 「それは違いますよ」 レタスなどに塩をふると水分が出て水っぽくなり、葉もしんなりしてしまう。だから、最初にオリーブオイルで葉をコーティングしてから塩をふって味をつける。そうすれば、水っぽくならずに瑞々しさを保った状態のままで、味もしっかりつけられるのだと……。 なるほど、ちょっとした違い、僅かな気配りで味が変わってしまうのだ。特にシンプルなサラダのような料理では、この差が大きくなるのだろう。実際、僕が味つけしたサラダはすぐにしんなりして、見るからにおいしくなさそう。食べてみても、水っぽい。サラダとい
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