道路の拡幅工事に伴う用地買収が進んでいないとして、担当の職員に暴言を浴びせた兵庫県明石市の泉房穂市長は1日、「断じて許されない行為だった」などとして、辞職願を提出しました。 泉市長は1日、記者会見し、「いかなる動機があっても断じて許されない行為だった。自分の感情をコントロールできず、リーダーの資質を欠いているのは明らかだ」と述べ、市議会議長に辞職願を提出したことを明らかにしました。 一方、泉市長は次の明石市長選挙に立候補するかどうかについては、「辞職という決断をしたばかりで、それ以上のことは考えられない」と述べ、明言を避けました。 泉市長は、NHKのディレクターや衆議院議員を経て、平成23年の市長選挙で初当選し、現在2期目を務めていました。 次の明石市長選挙は4月14日に告示され、21日に投票が行われることになっていますが、市の選挙管理委員会によりますと今月10日より前に議長から辞職の通知