ナイジェリア北東部ヨベ州のポティスクムの市場で22日、7歳前後とみられる女児の体に装着された爆弾が爆発し、少なくとも5人が死亡、19人がけがをした。AFP通信が伝えた。子どもを誘拐し、戦闘員などとして使っているイスラム過激派「ボコ・ハラム」の犯行とみられている。 同通信によると、女児は市場の入り口で、身体検査をすり抜けようとしたところ、爆発した。同市場の近くでは先月11日にも、少女ら2人に装着された爆弾が爆発し、6人が死亡、37人がけがをしており、自警団らは「女児は市場に来る年齢ではないため、4回ほど追い返したが、ロープをくぐり抜けて、爆発した」と述べている。 一方、ナイジェリアのジョナサン大統領は、22日付の地元有力紙のインタビュー記事で、ボコ・ハラムについて「能力を過小評価していた」と言及。その上で、ナイジェリア軍は最近、武器や弾薬を充実させてきており、間もなくボコ・ハラムを打倒できる