NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」で、長州藩が攘夷を決行したのが史実にある「アメリカ船」ではなく「フランス船」になっていたとして、ネット上で「間違った知識を広める」などと疑問の声が相次いでいる。 「来たぞ! フランス船じゃ!」。下関の陸上の砲台にいた見張り役がこう声を張り上げる。 安倍首相の意向に配慮したのではと週刊誌報じる 長州藩・久坂玄瑞役の東出昌大さんが関門海峡に船を見つけると、「構わん」「打てー!」と号令をかけ、一斉に砲撃が始まって...。 2015年5月24日夜の第21話「決行の日」では、こんなラストシーンが出てくる。長州藩が攘夷を決行した下関戦争の再現だ。 確かに、下関戦争では、アメリカのほか、イギリス、フランス、オランダも対戦国になっている。しかし、歴史上では、開戦日の1863年5月10日に長州藩が砲撃したのは、「アメリカ船」とされている。長州藩がフランス船を砲撃したのは、この年の
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