JASRACの申し立てにより、著作権利用料を払わない静岡のライブハウスの楽器やスピーカーに静岡地裁の執行官が網をかけて演奏できなくするという事件がありました(参照記事)。 まず、ライブハウスとJASRACの関係について説明しておきます。 日本でライブハウスを開業するとJASRACの営業担当者が訪問してきます(本当にすぐとんでくるらしいです)。そして、通常は席数、月間の演奏時間、客単価に応じた所定の著作権利用料を請求されます。いちいち口に出しては言いませんが、基本的にどのライブハウスも支払っています。律儀なライブハウスであれば、どこかにJASRAC契約店であることを表すシールが貼ってあると思います。こういう仕組みになっているのでライブハウスで演奏を行なうアーティスト側は著作権について気にする必要はありません(外国曲についてもJASRACと海外の権利団体の提携により自動的に処理されます)。 と
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